きゅうさくしんがっこうほんかん
旧作新学校本館
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 更北
- 所在
- 長野市稲里町下氷鉋
- 年代
- 1883年(明治16年)
- 指定等年月日
- 昭和56年8月17日
- 地図
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- 解説
- 長野市にある明治初期の学校建築では明治8年(1875)建築の旧長野県師範学校教師館(県宝)がもっとも古く、この作新学校(現在の下氷鉋小学校)本館はそれに次ぐものである。
明治6年(1873)の開校で、本館は同16年(1883)12月7日に上棟式が行われた。大工の氏名はわからないが、横浜で西洋建築を学んだ人だと言われている。用材は長野市信更町の田野口から伐採された。
間口8間、奥行6間の木造総2階建、瓦葺、寄棟造とする。四方の窓を漆喰塗りとし、西洋窓をつけ、また正面中央に和風の玄関を有する擬洋風建造物である。
昭和31年に民間工場に譲渡され、下氷鉋小学校の校庭の西南に移されたが、同48年に校内に移築、作新記念館となった。
その際、内部の柱や間取りなどは当初のものに復元されている。
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