うりわりはなび
瓜割煙火
- 指定区分
- 市選択無形民俗文化財
- 地区
- 長野
- 所在
- 長野市大字西長野
- 年代
- ?
- 指定等年月日
- 平成10年8月1日
- 地図
-
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- 解説
- この煙火の由来は、諏訪神社秋祭に奉納された杜煙火であるとされている。
伝承によると、天保7年(1836)に疫病が流行し、村内協議の上、硫黄または硝石の香りが疫病に効能があるとして、煙火奉納したところ、翌年以来疫病は絶滅したという。
これは神慮にかなったものとし、以後大神楽の奉納により豊作を、杜煙火の奉納により疫病の予防を祈った。
文久3年(1863)の「瓜割煙火法帳」に製法等が書かれているが、古くは若衆組が師匠から口伝で教わり、近隣の村々と独自の煙火を研究・競合し技法の向上に努めてきた歴史を持つ。現在は伝統的製法と新技法で、秋祭の9月20日に奉納されている。
構成員は、長持担ぎ・現場仕掛け・打揚係・綱火の係・世話役、そして会員全員が当たり、演目は御神前・手牡丹・立火・額火・仕掛・瓜割の華・清瀧・スターマイン・大綱火などで、文久3年より煙火法帳を基本に改良している。
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