しほんぼくしょ わかんろうえいしゅう じょうかん だんかん(いよぎれ)(じゅうごや)
紙本墨書和漢朗詠集上巻断簡(伊豫切) (十五夜)
- 指定区分
- 重要美術品
- 地区
- 若穂
- 所在
- 長野市若穂綿内 北野美術館
- 年代
- 平安時代
- 指定等年月日
- 昭和11年9月12日
- 地図
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- 解説
- 藤原行成(ゆきなり)は、平安時代中期の廷臣で、和様書道の能書(のうしょ)家である小野道風(みちかぜ)、藤原佐理(すけまさ)とあわせて三跡(さんせき)と呼ばれている。この書跡の作風は静かでさりげないが洗練された明快な美しさをもち、抵抗のない親しみ易さがある。端正な字形、温和な点画、引きしまった描線は、当時の貴族に愛好、尊重され広く流行した。「伊豫切」は「和漢朗詠集」の断簡である。もと伊豫国西条藩の松平家に伝えられていたものが大正13年(1924)に題ごとに分割され、「伊豫切」と名付けられたものである。(「北野美術館図録」より)
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