あしのしりのどうそじんまつり
芦ノ尻の道祖神祭り
- 指定区分
- 県指定無形民俗文化財
- 地区
- 大岡
- 所在
- 長野市大岡丙
- 年代
- 明治時代(明治初期)
- 指定等年月日
- 平成9年8月14日
- 地図
-
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- 解説
- 正月の7日、芦ノ尻では家々から、松飾りの注連縄(しめなわ)を運び、道祖神の石碑に飾り付ける。目、鼻、口、眉毛、口ひげ、あごひげ、冠を形づくり、威厳をもたせた願いを込めた神面とする。御神酒樽、三重ねの酒杯、肴(鯛)もつくりお供えする。
人々は集落(むら)に悪霊が入り込まないようにと心を込めて造り、無病息災を、また豊作を祈る。 15歳になった若者が道祖神に1升供えて若い衆の仲間入りをするのも、この時である。供えたお神酒がくばられて直会(なおらい)が行われる。1年間の守護役を務めた神面は、夜のどんど焼きの火とともに自然にかえる。石造道祖神の密集地帯の中で、東北や新潟に分布の多い藁製道祖神を思わせる存在は注目すべき奇祭といえる。
平成10年(1998)に開催された長野オリンピックの開会式に登場し、世界中から注目を集めた。
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