わしでらすわしゃほうのうはいがく
鷲寺諏訪社奉納俳額
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町浅野(豊野資料収蔵室)
- 年代
- 江戸時代、1843年(天保14)
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 鷲寺諏訪社の俳額は、天保14年7月(1843)に峯村白斎の撰と書によるものである。通常、奉額の冒頭には芭蕉や一茶の句を掲げるものであるが、鷲寺諏訪社の俳額は、白斎の高弟たち、赤沼の中節・四ツ屋の圭国・南郷の宗泉・石村の鵞雄・弄山などの句をかかげている。俳句は全部で114ある。一般から寄せられた句の作者は、川東の戸狩・間長瀬・田麦・笠原、水内郡では平出・牟礼・徳間・稲積・平林・和田・金箱・駒沢・尾張部・南俣などで、地元は川谷の豊松という俳人だけである。このような村々に白斎の影響が及んでいたのであろう。これら寄せられた句に、補助として石村の俳人約30人が加わり、おそらく鷲寺の人であろう後百という主催者の句と選者白斎の句で締めくくっている。
現在は豊野資料収蔵室に保管されている。
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