どうせいきょうづつ・すずやきつぼ
銅製経筒・珠洲焼壺
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 更北
- 所在
- 長野市小島田町(長野市立博物館)
- 年代
- 鎌倉時代
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
-
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- 解説
- 江戸時代の文政11年(1828)に鷲寺諏訪社拝殿下から出土した。一帯の地名が古来釈迦堂と呼ばれている事から何らかのお堂があり、それに因んだ経塚と考えられる。
経筒は銅板製の円筒形で一方に継目があり、蓋は被せ蓋で上部に円形で上面平らな鈕がある。本体筒の高さ15.2cm、外径9.2cm、蓋の側面高0.5cm、中央高0.7cm、鈕径0.65cmである。無銘であるが、鎌倉時代のものと推定される。外容器は古珠洲焼製の陶器壺で、鎌倉~室町時代に原産地であった能登半島先端の珠洲地方から広範囲に流通した、当時の北陸地方の代表的な陶器である。高さ31cm、口縁外径13.8cm、内径12.5cm、腹部径25.5cm。口縁部から底部にかけて櫛目文の装飾が施されている。
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