しょうがんじちんじゅどう
松巖寺鎮守堂
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 鬼無里
- 所在
- 長野市鬼無里村町
- 年代
- 江戸時代、1762年(宝暦12)
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 松巖寺は鬼女紅葉の菩提所地蔵院が前身と伝えられ、元和元年(1615)に創建された曹洞宗の寺院である。
鎮守堂は一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)、銅板葺(元こけら葺)の建物で、寺の文書から宝暦12年(1762)の再建とわかる。向拝(こうはい)の虹梁(こうりょう)や母屋の妻飾(つまかざり)などには18世紀前期の様式が残り、宝暦期としてはやや古風な感じがする。向拝の柱や組物・海老虹梁などは後世の修理の際に宝暦期の部材を模して入れ替えられたものと考えられる。