みやざわけじゅうたくしゅおく
宮澤家住宅主屋
- 指定区分
- 国登録有形文化財
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町松代
- 年代
- 大正末期
- 指定等年月日
- 平成17年12月27日
- 地図
-
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- 解説
- 宮澤家住宅主屋は紙屋町のほぼ中央、国道403号線に面して建つ町家で、大正末期から昭和初期に建てられたと考えられている。桁行(けたゆき)7間、梁間(はりま)3間規模、寄棟(よせむね)造、桟瓦(さんがわら)葺の木造2階建で、正面に下屋を出す。2階外壁は白漆喰(しっくい)で塗込めている。元来松代城下町の家屋は、松代城の建物が白漆喰仕上げであったことから、遠慮して白漆喰を使うことはなかったが、大正から昭和のはじめにかけて防火性・耐久性の必要と景観的な意味合いから、住宅に白漆喰を使用することが多くなった。松代町の住宅に白漆喰を用い始めた初期の事例で、2階戸袋の額縁や2階軒下の塗込めの意匠に特徴を見せている。
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