指定文化財詳細

やまぎしけじゅうたくながやもん、きゅうぎゅうにゅうしょりじょう

山岸家住宅長屋門、旧牛乳処理場

指定区分
国登録有形文化財 
地区
松代 
所在
長野市松代町松代 
年代
長屋門：大正後期、旧牛乳処理場：昭和９年 
指定等年月日
平成17年12月27日
地図

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解説
　山岸家住宅長屋門は敷地北辺にあり、東西に建っている。切妻(きりづま)造２階建、桟瓦(さんがわら)葺で、両妻面に下屋を設けている。大正時代後期に建築されたと推定されている。外壁は土壁で、窓廻りに丁寧な縁取りを施している。この建物は養蚕場などに用いられた。たちの高いつくりで、街路景観をかたちづくっている。
　牛乳処理場は敷地の西寄りにある。東面して建つ南北棟の切妻造、平屋建、桟瓦葺で、両側面に下屋を設けている。内部は昭和９年(1934)の警視庁令「牛乳営業取締規則」に則った平面構成になっており、大棟中央に設けた換気のための越屋根が牛乳処理場らしい外観を特徴づけている。