つぼがたどき
壺形土器
- 遺跡群
- 篠ノ井遺跡群
- 遺跡・地点
- (県単)主要地方道長野上田線地点
- 出土遺構
- Ⅵ区N-2地点2次面21号住居跡
- 時代・時期
- 弥生時代後期
- 地区
- 篠ノ井
- 所在
- 塩崎(東篠ノ井・上篠ノ井・庄ノ宮・平久保・山崎
- 調査年度
- 1995~1999
- 報告書
- 篠ノ井遺跡群(5)
- 地図
-
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- 解説
- Ⅵ区N-2地点2次面21号住居跡より出土した壺形土器です。
口径18cm、底径14cm、器高45cmの弥生時代後期の箱清水式土器で完形品です。胴下半が明瞭にくびれ、体部はやや肩がはっています。口縁端部は受口状をなし、頸部は緩やかに外反しています。頸部には、横に走る直線文を縦に走る同じような垂下文でブロックに区別するT字文が描かれ、赤色塗彩は内外面とも施されていません。
調査区南壁際で斜立した状態で見つかりました。掘って埋められた形跡はなく、また、蓋も認められないことから、土器棺墓として使われていた可能性は低いと思われます。