みなみごうじんじゃのおとこじし
南郷神社の男獅子
- 指定区分
- 市指定無形文化財
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町南郷
- 年代
- 江戸時代、1806年(文化3)
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 毎年9月第3土・日曜日頃に行われる秋季大祭で神前奉納されている。江戸時代後期、南郷村の鋳物師・俳人の宮沢嘉藤次(号:宗二)が京都中山大納言家に奉公した折に覚えたものを、文化3年(1806)に帰郷して地元に伝えたといわれ、この時まで舞われていた従来の女獅子を男獅子に変えたという。北信地区では一般的に伊勢・江戸系統の太神楽が多いが、京都系統は珍しく、同獅子舞の大きな特色である。神前における奉納舞は、「悪魔払い」・「潮来」・「神刀流」の3場面から成り、剣呑みを行う勇壮な獅子舞である。
獅子唄の1つに「大門(おおもん)」という独特な唄があるが、これは京で教わった名残として、京の遊女たちの名を唄い込んだものとされている。
現在の神楽は明治28年(1895)の新調で、彫刻師北村四海の手によるものと言われる精緻な彫刻が施されている。
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