かんのやまひゃくたいかんのん
観ノ山百体観音
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 大岡
- 所在
- 長野市大岡中牧
- 年代
- 江戸時代、1842年(天保13)以前
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 観ノ山百体観音は、秩父・西国・坂東の計100体の観音像と1対の常夜灯からなり、札所めぐりの巡礼を終えた人たちが建立し、観ノ山に安置したとされている。芦沼池のほとりから尾根に沿って秩父34番、鞍部を経て西向斜面の南側を西国33番で頂上に至り、その平から坂東1番からはじまって北西斜面を下り、33番で西国の出発点に復するように配置されている。
観音像の年代については不明であるが、秩父1番の常夜灯に天保壬寅(天保13年(1842))とあることから、それ以前(天保年間あるいは文政年間)に建てられたと推測される。