2016/11/29 12:05古代遺跡講座が開催されました
今月18日に、かがやき広場湯福(湯福老人福祉センター)にて、古代遺跡講座の第1回を行いました。
「邪馬台国と赤い土器のクニ~弥生時代の箱清水~」と題して、講演させていただきました。
長野西高校建築中の明治33年、赤く塗られた、文様のない土器が数百個も見つかりました。箱清水式土器の発見に至るエピソードから始まり、邪馬台国や卑弥呼の謎にも触れながら、弥生時代の人々のくらしについてお話させていただきました。箱清水遺跡の重要性を感じ取っていただけたなら幸いです。
また、同月25日には、古代遺跡講座の第2回「勾玉作り体験」を行いました。
実質1時間半という短い時間であったにも関わらず、参加してくださった皆さん全員がとても素敵な勾玉を作られていました。
当日は、勾玉作りがもっと楽しくなるように、勾玉の謎や魅力について説明させていただいたり、長野市内の遺跡で出土した本物の勾玉を実際に触っていただいたりしました。
勾玉をつくることで、古代人の技術や思いを感じていただけたらうれしいです。
さて、かがやき広場湯福主催の古代遺跡講座は、次回の第3回が最終回となります。
「古代の善光寺をさぐる~周辺遺跡の発掘調査~」と題して、発掘調査から見えてきた古代の善光寺について講演させていただきたいと思います。ぜひご参加ください。
▲勾玉の説明を聞く参加者の方々
▲勾玉作りの様子
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