学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

企画展示「お祝いとまじないの土人形」

 

 現在は愛好家の愛玩の対象となったり、観光土産として扱われる土人形だが、 もともとは子どもの節供の祝いの贈答品やまじないの品として使われる生活に密着したものでした。 現在このような風習はほとんど見られなくなりましたが、贈答品として贈られていた土人形は、 現在でも各土人形産地で作られています。
 今展示では、もともと節供の贈答品やまじないの品として作られた土人形にはどのようなものがあったのかを示し、 土人形が暮らしの中でどのような役割を果たしてきたのか紹介します。

 

 

期間/平成28年3月1日(火)~平成28年4月10日() 

 

休館日/3/7, 14, 22, 28, 4/4

 

会場/博物館特別展示室
 
入館料一般300円、高校生150円、小・中学生100円

      (土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通 
 
 

展示内容/節供の贈答品としての土人形

                    まじないの土人形

 

 

  

同時開催!「ものがたり「川中島の戦い」

 

企画展「川中島の戦い」バナー 長野市立博物館が収蔵する資料から、川中島の戦いの実体に触れるとともに、江戸時代以降の大衆文学のなかで作られた、ものがたりとしての「川中島の戦い」を復元します。

 

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
 

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企画展
松代の商家 伊勢町八田家 ~近代のくらし~

 

  
期間    12月19日()~2月21日(

 

休館日       12月21日、 24日、 28日~1月4日、

                   1月12日、 18日、 25日、

                   2月1日、8日、 12日、 15日  

 

会場      博物館特別展示室
 
入館料     一般300円、高校生150円、
         小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
         常設展示室と共通


      

博物館企画展チラシ

  
<概要>

 伊勢町八田家(以下、八田家)は、江戸時代に松代藩の御用商人として商業を行い、 酒造業や呉服屋、質屋を営んでいました。
 また、八田家は佐久間象山と交流が深く、多くの遺品を所有しています。
 今回の展示では、帳場道具やかつての生活用具を展示するとともに、 八田家に残された象山ゆかりの品や什器などを展示し、 近代の伊勢町八田家の姿にせまります。
 

 

<展示内容> 

  • 1.商
  • 2.生活の道具
  • 3.行事・儀礼の品
  • 4.佐久間象山と八田家

 

 

関連イベント

 

○ながはくPresents手仕事のじかん
 12月20日(日)13:00~15:00 縁起物張子づくり

 1月17日(日)13:00~15:00 竹でつくる小さなみそかき

 2月14日(日)13:00~15:00 ワラのなべ敷き

 

  【ながはくPresents手仕事のじかん】はこちらをクリック(別ウィンドウが開きます)

 

 

他のイベントは決まり次第随時掲載します。
 
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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企画展
救い出された地域の記憶~神城断層地震から一年~

 
期間   
10月24日()~12月6日(
 

主催   長野被災建物・史料救援ネット、長野市立博物館 
 

 

後援   長野県教育委員会、白馬村教育委員会、

      小谷村教育委員会、信州大学、早稲田大学、

      信濃毎日新聞社、SBC信越放送、TSBテレビ信州、

      abn長野朝日放送、 大糸タイムス社、信濃史学会、

      NPO信州伝統的建造物保存技術研究会、

      NPO日本民家再生協会、NPO伝統木構造の会、

      神楽坂建築塾、建物修復支援ネットワーク

 

会場   博物館特別展示室
 
入館料  一般300円、高校生150円、
      小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通


      チラシのダウンロードはこちらから(2.70MB) 
     

  
<概要>
 長野県北部では、昨年11月に神城断層地震が発生しました。

 白馬村や小谷村、長野市鬼無里のような被害が大きかった地域では家屋や土蔵が被災したため、建物やその中に保管されてきた様々なモノをやむなく廃棄する事態となりました。 

 そこで博物館と県内外の研究者からなる被災建物・史料救援ネットが協力して、壊される建物の記録保存や、被災建物内に残された文化財のレスキュー活動を行ってきました。

 このようにして残った記録や文化財には、地域のかつての暮らしぶりや歴史といった“記憶”が刻み込まれています。 

 今回の展示では、神城断層地震から一年が経過しようとしている今、レスキュー活動によって救出・記録された文化財から、被災地の生活と文化を見直し、災害によって何が起こるかを考えます。

 

<展示内容> 

  • 1.はじめに ~地震発生からレスキュー活動の始動へ~
  • 2.建物には何が残されていたのか
  • 3.レスキューから見えてきた地域の生活
  • 4.むすびに

 

 

 

関連イベント

 
ギャラリートーク
 10月24日(土) 14:00~

 10月31日(土) 14:00~

 11月1日(日)   14:00~

 12月6日(日)   14:00~
 

 

○文化財レスキュー報告会 
 
11月3日  (火・祝)14:00~15:00 長谷川順一 氏(住まい空間研究所)
 11月23日(月・祝)14:00~15:00 渡邉義孝 氏(尾道市立大学非常勤講師)


 

他のイベントは決まり次第随時掲載します。
 
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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毎年9月23日は博物館まつり!どなたも入館無料です。
様々なイベントを行いますので、是非あそびにきてください。


 日 時  平成27年9月23日(水) 9時~16時


 場 所  長野市立博物館(八幡原史跡公園内)

                イベント内容の詳細はこちらです


 お問い合わせ  長野市立博物館(TEL 026-284-9011)
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秋の企画展
「新たな国民のたから―文化庁購入文化財展―」

 
期間   
9月19日()~10月18日(
 

主催   文化庁、長野市立博物館 
 
会場   博物館特別展示室
 
入館料  一般300円、高校生150円、
      小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通
 
 
      チラシのダウンロードはこちらから(4.67MB)

 

  
<概要>
 このたび当館では、国が購入、所蔵している文化財をご覧いただく展覧会を開催します。仏教絵画の名品や大名道具が一堂に会します。価値ある文化財を見ることができる貴重な機会です。多くの皆様にご来館いただければ幸いです。
文化庁HPで作品リストをご覧いただけます。
 

 

文化庁HPはこちらです
 
 

関連イベント

 
ミュージアムショップ(友の会主催) 10:00~16:00
 9月20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)


 
他のイベントは決まり次第随時掲載します。
 
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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次回の企画展示!
「のりもの展~進化するのりものの形~」
「ふしぎな松代群発地震~発光現象と温泉の湧き出し~」


「のりもの展~進化するのりものの形~」

 
期間   
7月18日()~8月30日(
 
 
会場   博物館特別展示室
 
 
入館料  一般300円、高校生150円、
      小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通
 
 
チラシのダウンロードはこちら(1.63MB)

 
  
<概要>
 世の中にあふれるのりものについて注目します。場所、時代、状況に応じてのりものは進化しています。このようなのりものの多様性とそこに使われている科学技術、さらに形・デザインにスポットを当てます。
 
 
 
「ふしぎな松代群発地震~発光現象と温泉の湧き出し~」
 
 
<概要>
 平成27年、松代群発地震のはじまりから50年の節目を迎えました。この地震は昭和40年から3年あまりも続いた珍しいタイプの地震でした。さらに、温泉の湧き出しや世界初の発光現象の撮影などもあり、注目を集めました。今回の展示では、松代群発地震の特徴を振り返って、この50年で地震や防災に対する理解がいかに深まったかを紹介します。

 
 

関連イベント

 
ミュージアムショップ(友の会主催) 10:00~16:00
 7月19日(日)、20日(月・祝)、25日(土)、26日(日)
 8月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)、
   13日(木)、14日(金)、15日(土)、16日(日)、
   22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)
 9月20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)


ながはくPresents手仕事のじかん
  7月12日(日)13:00~15:00  博物館サコッシュ(バッグ)づくり
 7月24日(金)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 7月29日(水)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 8月5日  (水)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 8月30日(日)13:00~15:00  蜜蝋キャンドル

 
○子ども☆体験のひろば 13:00~15:00
 7月18日(土) ポンポン船をつくろう
 7月26日(日) みんなでまちをつくろう
 8月1日(土) みんなでまちをつくろう
 8月15日(土) たのしいゴム動力船
 
 
○ほんものゼミナール 14:00~15:30
 7月19日(日) 信州と航空宇宙のつながり 斉藤秀樹 (当館専門員)
 8月16日(日) 松代群発地震について 畠山幸司 (当館学芸員) 
  
  
消防車がやってくる!
 8月2日(日) 13:30~15:30 博物館前庭
  ※時間帯が変わる場合があります。
 
 
 
松代地震観測所見学会
 8月22日(土) 10:00~/14:00~ 
 参加費/無料
 定員/各25名
(予約優先 TEL 026-284-9011)

他のイベントは決まり次第随時掲載します。

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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善光寺御開帳記念 第58回特別展 
「信仰のみち 善光寺・戸隠・飯縄・小菅・斑尾・妙高」
「狐にまつわる神々」


「信仰のみち 善光寺・戸隠・飯縄・小菅・斑尾・妙高」

 
期間   
4月25日()~5月31日(
 
 
会場   博物館特別展示室
 
 
入館料  一般300円、高校生150円、
      小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通
 
 
チラシのダウンロードはこちら(2.87MB)

 
  
<概要>
 北信濃から上越にかけては、善光寺をはじめとして、戸隠山や妙高山を信仰対象とするなど、多様な信仰があった。
 本展示は、7年に一度の善光寺御開帳、新幹線の金沢延伸、そして上信越高原国立公園から戸隠・妙高が分離し、 新たなエリアとなる、これらを記念しての開催となる。
 新幹線の始発駅である関東を、善光寺信仰とからめて紹介する。また、長野から新幹線に沿って、信仰の山である、戸隠・飯縄・小菅・斑尾・妙高について、信仰にかかわる文化財を展示する。
 
 
<展示リスト>
展示リストのダウンロードはこちら(127KB)
 
 


 
狐にまつわる神々
 
<概要>
 善光寺平の背後に鎮座する飯縄山発祥とされる飯縄信仰。飯縄権現は、川中島の戦いで知られる戦国武将上杉謙信と武田信玄の両者が共に信仰していた武神ですが、狐にまたがる烏天狗の特異な姿がどのようにして生み出されたのか、明らかにされていません。本展示では、中世の多様な神仏習合像を通して、飯縄権現像の秘密に迫ります。
 
 
<展示リスト>
展示リストのダウンロードはこちら(51.5KB)
 
 

関連イベント

 
5月2日(土)、23日(土) 14:00~ ギャラリートーク

5月3日(日)、17日(日)、31日(日) 13:00~15:00
  手仕事のじかん「特別展記念みやげもの絵付け」


5月10日(日) 14:00~ 記念講演会「ダキニ法とイヅナ法」
  西岡芳文 氏 (神奈川県立金沢文庫学芸課長)

5月17日(日) 14:00~
  ほんものゼミナール「飯縄権現像のヒミツ~狐にまつわる神々~」

  竹下多美 (当館専門員)

5月24日(日) 14:00~ 絵とき 善光寺如来絵伝
  若麻績享則 氏 (善光寺淵之坊住職)

会期中の土日祝日 10:00~15:00
  ながはくパートナーによる展示ガイド( ※随時行う予定です )


他のイベントは決まり次第随時掲載します。

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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ものがたり「川中島の戦い」


 
期間
3月21日(土)~ (随時開催中)
 
会場長野市立博物館特別展示室
 
入館料一般300円、高校生150円、小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通

 

 

長野市立博物館が収蔵する資料から、
川中島の戦いの実体に触れるとともに、
江戸時代以降の大衆文学のなかで作られた、ものがたりとしての「川中島の戦い」を復元します。


 

《川中島の戦いに関する図録・グッズ》


  
 ガイドブック
川中島の戦い~史実と虚構の世界~
価格:100円
 第49回特別展図録(2004年)
川中島の戦いーいくさ・こころえ・いのりー
価格:1000円 送料:340円



          
 クリアファイル
上杉謙信と武田信玄、真田信之と真田幸村、川中島合戦錦絵の3種類がセットになっています。
価格:750円(3種セット)
 

 
川中島の戦いについてはこちらも御覧下さい(外部サイト)

 
 
◆お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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 長野市周辺では、1月15日前後になると、ドンド焼きと呼ばれる火祭りをする風景を各地で見ることができ、野沢の火祭りなど、有名な祭りが行われます。この1月15日を中心とした時期は「小正月」と呼ばれます。様々な行事が行われ、道祖神の人形や、モノツクリ(ミニチュアの道具、花など)が作られてきました。当館では、そのような小正月に関する資料の調査・収集をし、約400点におよぶコレクションを形成してきました。ここでは、当館の資料と県内の小正月にまつわるコレクションをみることで、資料収集の背景を考えたいと思います。
 重要民俗文化財の木像道祖神や、現在野沢温泉ではあまりみられない木の皮が残った道祖神人形なども展示します。

 

 
 
期 間
   平成27年1月10日()~2月15日(
 
会 場  長野市立博物館 特別展示室
 
入館料  常設展示室と共通
         大人300円、高校生150円、
         小中学生100円
(土曜日は小中学生無料)
 
 
<関連イベント>
 ○子ども体験のひろば
  1月12日(月・祝) 小正月のオンベをつくろう

 
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで

ドウロクジン 道祖神
モノヅクリ モノツクリ



  

同時開催予定!企画展「私のたからもの展」
  

 自分の生きた時代の思いでの品・宝物、自身の作品・絵画・書・写真・手芸などを展示し、展示品の思いを通して出品者と来館者との交流をはかり、伴せて友の会、同好会の活動を紹介します。
 
期間     平成27年1月15日(木)~2月15日(
 

会場     長野市立博物館 特別展示室
  
募集     「私のたからもの展」の出展品を募集します。
  
内容     思い出の品・お宝、自身の作品の絵画・書・写真・手芸など種類は問いませんが、
        展示に不適切なものは除きます。出品料は無料です。 
  
申込期限
  12月15日(月)まで
  
搬入日    平成27年1月13日(火)
  
応募用紙  ダウンロードはこちら

 

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで

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特別展「発掘された日本列島2014日本発掘」

 


 

期間    平成26年11月15日(土)~12月21日(日)

会場    博物館特別展示室

入館料  常設展示室と共通

       
大人300円、高校生150円、
       小中学生100円(土曜日は小中学生無料)

 


 


<概要>

 文化庁が行う「発掘された日本列島」展は、今年で20周年を迎えます。これを記念して、最近20年間の日本の発掘の集大成として「日本発掘」展を開催します。三内丸山遺跡、吉野ヶ里遺跡、応神天皇陵古墳、キトラ古墳、高松塚古墳といった、教科書にも掲載されている著名な遺跡の発掘成果が勢揃いします。また、地域展示として史跡大室古墳群の整備事業の成果も展示します。
 日本を代表する重要な資料が、このように一堂に会することはおそらく二度とないでしょう。ぜひ、この機会にご覧ください。

<展示概要>
こちらのpdfファイルをご覧ください

<主な展示品>

火焔型土器

ヒスイ製勾玉

家形埴輪

火焔型土器
野首遺跡(新潟県)

ヒスイ製勾玉
吉野ヶ里遺跡(佐賀県)

家形埴輪
今城塚古墳(大阪府)

 三角縁神獣鏡

  

ミミズク土偶

 三角縁神獣鏡
鴨都波1号墳
(奈良県)

  <重要文化財>
ミミズク土偶
後谷遺跡(埼玉県)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



<イベント>

 講演会 11月16日(日) 13:30~16:00
  13:30~ 報告 風間栄一 氏(長野市埋蔵文化財センター)
    「大室古墳群の発掘調査と史跡整備」

  14:30~ 講演 土生田純之 氏(専修大学教授)
    「東国における積石塚古墳としての大室古墳群」

 ○子ども体験のひろば
  11月24日(月) 火おこし体験
  11月29日(土) まが玉づくり
  12月6日(土) 拓本でしおりをつくろう

 ○ながはく Presents 手仕事のじかん
  11月23日(日) プラバンで古墳アクセサリー
  12月7日(日) 板状土偶でマグネット

<主催>
文化庁、東北歴史博物館、江戸東京博物館、堺市博物館、長野市立博物館、九州国立博物館

<協力>
朝日新聞社、朝日新聞出版社、NHKプロモーション、全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会、公益財団法人元興寺文化財研究所

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