ナガノぐるっと文化財さんぽ

   1月28日(土)、長野県立歴史館で行われた講座に参加してきました!この講座は歴史館の冬季展「信濃国の城と城下町」の関連イベントです。県内の江戸遺跡研究の第一人者である竹内靖長氏と一緒に城と城下町についてお話しさせていただきました。

 いざ!!松本VS松代。講座ではそれぞれの特徴を比較しました。例えば松本城は三の丸の中に藩士たちの屋敷がありましたが、松代では藩士たちは城のまわりに住み、町人の住まいとも接して城下町を形成していました。特に違うのは出土する陶磁器や土器についてです。松本では焼塩壺という、江戸時代の高級食卓塩の容器が出ていますが、松代では今のところ出土していません。通常は城や上級藩士の屋敷などで出土するのですが、松代藩の不思議の一つです。また陶磁器は松本より南の中南信地方では、愛知や岐阜県の瀬戸や美濃の焼物が多く出土します。しかし松代やそのほかの北信地方では、九州地方の焼物である唐津焼と伊万里焼が多い傾向があります。この違いはどこから生まれるのか、ということがテーマの一つです。

 それはそれぞれの地理的な位置が大きく関わっています。中南信は瀬戸や美濃にも近く、馬を使った輸送ルートが発達していました。北信は日本海に非常に近く、日本海を行き来する北前船の運ぶ物資を手に入れやすかったのです。上越の商人たちにとっても北信は「お得意さま」であったようで、陶磁器だけでなく、塩や干し魚もほとんどが北信へと送られていました。

 歴史館の冬季展「信濃国の城と城下町―発掘調査が謎を解く―」は2月26日(日)まで開催中です(休館日あり)。広い信濃だからこそ、藩ごとに色々ちがいます。展示で体感していただければと思います。

 

竹内氏による松本城と松本城下町跡のお話し

 

竹内氏による松本城と松本城下町跡のお話の様子

 

松代城と松代城下町についてお話しする様子

 

松代城と松代城下町についてお話しする様子

 

松代城下町で出土する陶磁器

 

松代城下町跡から出土した陶磁器。町家では大量生産品が多い。

 

 

松代城下町への陶磁器流通ルート

 

松代城下町には日本海から唐津焼・伊万里焼が入って

きます。瀬戸美濃焼は松本から入ってくるようです。

 

 

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 千曲市の長野県立歴史館にて、平成28年度冬季展『信濃国の城と城下町 ―発掘調査が謎を解く―』が、昨年末の12月17日(土)から平成29年2月26日(日)まで開催されています。

 

 この企画展には、長野市教育委員会も共催させていただき、松代城跡や松代城下町跡から発掘調査で出土した陶磁器や瓦などの貴重な遺物を展示しています。また、長沼城跡についても最新の研究成果を紹介しています。

 

 1月28日(土)の午後1時30分から、県立歴史館において関連講座が開催され、当センター研究員田中暁穂による「松代城下町跡の発掘調査について」の講演も予定されています。

 松代城下町と、松本城下町との発掘調査成果による比較や、当時の人びとの暮らしぶりに迫るトークセッションも予定されていますので、とても興味深い講座になると思います。

 

 ご興味のある皆様、ぜひご参集いただければ幸いです。

 

 

 

◆関連講座


【第2回】平成29年1月28日(土)13:30~15:20
 「松本城跡・城下町跡の発掘調査について」 竹内靖長 氏(松本市美術館)
 「松代城下町跡の発掘調査について」 田中暁穂 氏(長野市埋蔵文化財センター)

 

 

◆県立歴史館のホームページ


http://www.npmh.net/

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ表面

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ裏面

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 12月2日にかがやきひろば湯福で講座をしてきました。11月18日からはじまった古代遺跡講座の最終回です。湯福地区とも縁の深い善光寺について、「古代善光寺の謎」というテーマでお話しました。古代の善光寺の歴史を、考古学や日本史、美術史の視点から考えるというものです。25人の方々にご参加いただき、善光寺周辺で出土した実物の瓦を見ていただきながら楽しくお話させていただきました。今回で古代遺跡講座は終了です。ご参加の皆様、職員の皆様ありがとうございました。

 

スライドを見ながら善光寺の古代について解説
▲スライドを使い、善光寺の古代について解説しました。
善光寺瓦について、実際に出土した瓦を見てもらう
▲善光寺瓦について解説。実際に出土した瓦を間近で見ていただきました。

 

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11月4日(金)、長野市松代町にある清野小学校において清野小学校130周年記念事業実行委員会が主催する記念講演会が行われ、「清野小学校は古代のタイムカプセル」と題した講演をさせていただきました。

 

清野小学校は松代町清野の千曲川右岸自然堤防上に広がる四ツ屋遺跡の西端に位置しています。四ツ屋遺跡は弥生時代から平安時代までの集落遺跡で、昭和51年に校舎の改築に伴って行われた発掘調査を皮切りに、これまでに6度の調査が行われました。また学校隣接地には、「四ツ屋祭祀遺跡(四ツ屋古墳)」や「道島廃寺」などの特殊な遺跡も存在します。

 

講演ではこれらの遺跡を紹介しながら、清野地域の歴史的重要性とともに、過去を知ることの楽しさ・大切さをお話させていただきました。児童の皆さんには少し難しい内容もあったかもしれませんが、ふるさと清野の素晴らしさを感じ取っていただけたなら嬉しく思います。

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なお、校内では10月上旬から四ツ屋遺跡などの出土品を展示しており、当日は児童のみなさんに解説をする機会もいただきました。

 

清野小学校の皆さんありがとうございました。

 

講演会のようす 展示品を前に解説を聞く児童
▲講演会のようす ▲展示解説のようす
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 今月から湯福老人福祉センターで、3回にわたって古代遺跡講座が行われます。

内容は、

  第1回 11月18日 『邪馬台国と赤い土器のクニ ~弥生時代の箱清水~』

  第2回 11月25日 『古代の勾玉づくり体験教室』

  第3回 12月2日  『古代の善光寺をさぐる ~周辺遺跡の発掘調査~』

となっており、発掘調査で見えてきた長野市や善光寺について講演します。                             

 

 これに先立って、10月21日から12月2日まで、湯福老人福祉センターにてミニ展示を開催しております。

 第1回の講演のキーワードである箱清水式土器や、善光寺に関わる出土遺物として善光寺瓦が展示されています。

 いつもケースを隔てている展示遺物も、今回はケースに入れずそのまま展示されています。土器や瓦の実物を真近でご覧頂ければ、講演の内容もよりリアルに感じ取ってもらえるのではと思います。

 この機会にぜひ、展示や講座に足をお運びください。

▼展示の様子

赤い土器や瓦の実物、文章パネルが展示されている画像

展示物を4人の女性が見ている様子

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 平成28年4月23日(土)、長野県立歴史館にて開催された遺跡報告会で発表させていただきました。

 

 長野県立歴史館主催の巡回企画展、『長野県の遺跡発掘2016』に関連した遺跡報告会で、「長野女子高校校庭遺跡の発掘調査」について報告しました。

 

 当日は、長野女子高校校庭遺跡のほかにも、栄村ひんご遺跡の報告があり、そして三上徹也先生による「土偶ってなんだろう?」講演会もあり、大変勉強になりました。

 

▼報告会のようす

 

 

 報告会の後は展示解説を行い、ご見学の皆様からたくさんご質問をいただきまして、楽しい時間を過ごすことができました。

 

 ご見学、ご聴講の皆様、長野県立歴史館の館長様はじめご担当の皆様、良い機会をいただきまして誠にありがとうございました。

 

 

 この展示会は6月26日(日)まで続き、その後も会場を代えて県内で開催されます。長野女子高校校庭遺跡出土の土器もひきつづき展示されておりますので、皆様おでかけください。

 

▼長野県立歴史館のホームページ

 http://www.npmh.net/

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 5月13日(水)、信州大学教育学部附属長野小学校に行ってきました。

 6年1組の社会科の郷土の歴史に関する授業のお手伝いとして、小学校の近くにある水内坐一元神社遺跡や小島境遺跡の発掘調査のようすをお話し、実際に出土したホンモノの土器や石器、木製農具なども手にとって質感を味わっていただきました。児童の皆さんは事前に質問を考えてくれたようで、回答に困ってしまうような良い質問がたくさん出てきました。

  

▼ 水内坐一元神社遺跡のお話

 

▼ 弥生時代の土器は意外に重たかった!

 

 

 

 授業後には校庭に出て、火おこしを体験していただきました。最初はなかなか火が着かず皆さん苦労していたようですが、次第にコツをつかみ最後にはすべてのグループが成功していました。起きた火でマシュマロを焼いたり、ウィンナーやベーコンまで持参した児童もいて、ちょっとしたアウトドア気分も味わうことができとても楽しかったです。

 

▼ 校庭での火おこし

 

▼ なかなか火が着かない

 

▼ 本格的なバーベキュー?

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3月12日(木)に吉田公民館大教室(ノルテながの3階)にて考古学講座を開催しました。  
平成26年度に行われた発掘調査の中から吉田地区の遺跡について、風間学芸員から吉田町東遺跡の発掘調査について、田中専門員から桐原牧野遺跡についてお話をさせて頂きました。
38名の市民の皆様にご参加いただきましたが、皆様の熱心な様子に、風間・田中両名とも引き込まれて色々なお話をさせて頂きました。吉田地区は古代~中世にかけて牧(古代の官営の牧場)があったとされているためか、皆様のご質問も馬の飼育の起源や馬具に関することが多くありました。
また展示解説では吉田地区の宝とも言える弥生時代の吉田式土器を皆様と囲みながらたくさんお話をしました。
参加者の皆様、お忙しい中お越しいただきまして、ありがとうございました。 
 
 
 

▼発掘報告会の様子
▼展示解説の様子

 

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 緊急開催!  
 

吉田公民館 考古学講座

よみがえる原始・古代の吉田

 
吉田公民館では現在、「第16回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展」を2階ロビーで3月13日まで開催中です。
このたび、長野市埋蔵文化財センターと共催で今年度の発掘の様子の紹介や、吉田で出土した土器や石器の数々を学芸員の詳しい解説を聞きながら実際に見て、吉田地区の歴史を学習する考古学講座を下記のとおり開催いたします。皆様ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。

 
 
  
吉田公民館 考古学講座 よみがえる原始・古代の吉田


 

月日   3月12日(木)
 
時間   午後2時から3時30分頃
 
場所   吉田公民館 大教室(ノルテながの3階)
 
講師   長野市埋蔵文化財センター学芸員
 
内容   ・吉田の遺跡発掘最前線(スライド上映)
      ・速報展解説
 
参加費  無料
 
チラシのダウンロードはこちらです
 


 
    
◎申込は不要です。参加希望の方は当日会場にお出かけください。

 
お問い合わせ:吉田公民館 電話241-6354

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 小学校のPTA親子レクや公民館の親子体験講座などで、ご依頼をいただいた勾玉(まがたま)作り教室に、埋蔵文化財センターの職員を講師として派遣しています。

 7月5日(土)には古牧小学校で、7月12日(土)には大豆島公民館で開催されました。

 

 ▼ 古牧小学校でのまが玉作り

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 ▼ 大豆島公民館でのまが玉作り教室

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 遺跡からの出土品である勾玉(まがたま)の形だけではなく、星形やハート形に挑戦する参加者もいて、皆さん一心不乱に磨いていました。

 

 ▼ 消しゴムのように削ったり、紙やすりで磨きます

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 ▼ きれいな星形ができました

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 長野市埋蔵文化財センターでは、人気のまが玉づくり教室のほかにも、火おこし体験や土器づくりなど、原始・古代のロマンにふれる体験教室に、講師を派遣しています。ご興味がございましたら、まずはお電話でお問合せください。

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