学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

現在、長野市立博物館エントランスホールで開催中の

第25回埋蔵文化財センター発掘調査速報展「発掘された長野の遺跡」

の展示解説を3月23日に実施しました。

 

縄文時代の敷石建物跡が発見された若槻地区の和出遺跡や、古墳時代後期の集落が確認された篠ノ井地区の南宮遺跡などといった、令和6年度に発掘調査や整理作業を行った市内の遺跡について解説を行いました。

当日は多くの方にご来場いただき、地域の歴史について知識を深めていただく良い機会となりました。

 

速報展は5月11日まで実施され、4月27日には2回目の展示解説を予定しています。

この機会にぜひご来場ください。

 

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3月23日(日曜日)に「発掘された長野の遺跡」展示解説を行います

 

会場:長野市立博物館エントランスホール

時間:午前10時から40分程度

 

申し込みは不要ですので、当日時間までに会場にお集まりください。

 

※長野市立博物館の入館料が必要になります。

                           長野市埋蔵文化財センター

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第25回長野市埋蔵文化財センター速報展「発掘された長野の遺跡」

 

会期:令和7年3月15日(土曜日)~5月11日(日曜日)

会場:長野市立博物館エントランスホール

 

令和6年度に実施した長野市内の遺跡の発掘調査や整理作業の成果について、実際の出土品を中心に、発掘当時の写真パネル等を用いて、わかりやすくご紹介します。

 

開館時間

午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

休館日

月曜日、3月21日(金曜日)・5月7日(水曜日) ※4月28日(月曜日)、5月5日(月曜日)は

開館

観覧料

本展示をご覧いただくには博物館入館料が必要です。

*長野市立博物館のご利用方法は長野市立博物館ホームページ

 

遺物展示遺跡

【出土品展示】

 南宮遺跡

 宮崎遺跡(松代)

 篠ノ井佃遺跡

 和出遺跡

 松原遺跡

 清水原古墳群

 宮崎遺跡(若穂)

 

【パネル展示】

 下宇木遺跡

 本郷前遺跡

 川田条里遺跡

 松代城跡

 

関連行事

展示解説

3月23日(日曜日)・4月27日(日曜日) 午前10時~(40分程度)

申し込み不要・当日時間までにお集まりください。

 

お問い合わせ

長野市埋蔵文化財センター

 

お電話

026-284-0004

 

展示会場入り口

 

展示会場の様子

 

 

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 長野市では、2028年開催予定の第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会に向けて整備される南長野運動公園フットボール場の建設工事に先立ち、南宮遺跡の発掘調査を実施しています。

 発掘調査では、約1400年前の古墳時代後期の竪穴建物跡や掘立柱建物跡などが発見され、当時の人々が暮らした集落の一部を確認することができました。

 この新たに発見された成果を市民の皆様にいち早くご覧いただくため、現地説明会を開催します。

 

〇開催日時 令和6年12月22日(日曜日)少雨雪実施(荒天中止)

      午前の部 10時30分から (受付開始10時)

      午後の部 13時30分から (受付開始13時)

       ※各回とも1時間程度の予定です

〇説明会場 南宮遺跡発掘調査現場(長野市篠ノ井東福寺)

       ※南長野運動公園(長野Uスタジアム)の東側

〇集合場所 南長野運動公園前交差点の南東にある発掘調査事務所(プレハブ)の前      

       ※駐車場は南長野運動公園第一駐車場をご利用ください。

〇その他  参加費無料、事前申し込み不要

      現場は足元が悪いため、歩きやすい靴でお越しください。

      集合時や見学時など車道を通行・横断する際には安全にご留意ください。

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 塩崎小学校の4年生は、昨年度から「総合的な学習の時間」の学びで塩崎の歴史とその魅力を調べてきました。埋蔵文化財センターは、授業支援として研究員を派遣し、デジタルコンテンツ内の土器と本物の土器で授業を行いました。

 授業では、子どもたちがひとり一台もつタブレットを開き、長野市が作成した「長野デジタルミュージアム」を検索し、篠ノ井塩崎などから出土した弥生土器を3D画像で観察しました。さまざまな角度から土器を観察した子どもたちは、土鍋(カメ)の中が黒くなっていることに気づき、米の炊飯について研究員の解説を聞きました。これまでも子どもたちは、今も昔も塩崎はお米の収穫量が高いということを調べてきました。本物の土器は、松代松原遺跡出土の10世紀、約1000年前の素焼きのお茶碗を手に取って観察しました。

 デジタルと本物で土器を体感し、大昔の生活に触れた学びをした子どもたち。これからも塩崎の歴史と魅力を深める学習を発展させていくと思われます。

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長野市松代町に所在する「松原遺跡」は、長野県を代表する弥生時代の集落遺跡です。今年は、上信越自動車道建設(長野IC付近)に先だち松原遺跡の埋蔵文化財発掘調査が始まってから35年です。当時、佐賀県吉野ケ里遺跡の調査が始まり、長野市でも松原遺跡の弥生時代大規模環濠集落が注目されました。松原遺跡ではその後、地下5mから縄文時代の集落も明らかとなりました。

小学校6学年で行う歴史学習では、縄文時代では青森県の三内丸山遺跡が、弥生時代では佐賀県の吉野ケ里遺跡が教科書に紹介されています。長野市埋蔵文化財センターでは、松原遺跡の発掘調査を体験した研究員を松原遺跡の地元である松代・清野小学校の6学年歴史学習に派遣しました。松原遺跡で千曲川脇に集落を営んだ縄文人の生活や、長野県下最大の弥生時代集落の様子について、児童と研究員が教科書の三内丸山遺跡や吉野ケ里遺跡の想定図と松原遺跡発掘データとを比較しながら対話を行い、地域素材から歴史学習を深めることができました。

 

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5月12日に長野会権堂イーストプラザで開催された

長野グリーンシティライオンズクラブ主催のグリーンシティフェスタ2024に協力して

土器拓本体験と勾玉作りを実施しました。

会場内では、他にも多くの体験ワークショップやステージ上での発表などが行われ、

大勢の家族連れが訪れていました。

埋蔵文化財センターの土器拓本体験と勾玉作りにも多くの方々にご参加いただきました。

 

土器拓本体験では、縄文土器や弥生土器などの模様を墨で紙に写しとり、ラミネートカードを作成しました。大昔の土器に施された不思議な模様に子供たちも興味津々な様子でした。ラミネートカードが完成した際には飛び跳ねて喜んでくれる子もいました。

勾玉作りでは子供たちがオリジナルの色や形の勾玉に挑戦し、十人十色の個性豊かな勾玉が出来上がりました。

 

体験を通じて埋蔵文化財と触れ合う貴重な機会となったようです。

 

▼土器拓本体験の様子

土器拓本体験の様子土器を墨でたたく様子ラミネートカードの完成

 

▼勾玉作りの様子

勾玉作りの様子勾玉作りの様子

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現在、長野市立博物館エントランスホールで開催している

第24回埋蔵文化財センター発掘調査速報展「遺跡が語る長野の歴史」の

展示解説を4月28日に実施しました。

 

2回目となる今回の展示解説には40名の方にご来場いただき、

連休中ということもあり家族連れの方も多く見られました。

令和5年度に市内で実施した発掘調査の資料や新発見の大型前方後円墳

「四之宮将軍山古墳」の解説を行い、地域の文化財について考えていただける貴重な機会となりました。

 

展示解説は今回で終了となりますが、速報展は5月6日まで開催されています。

ぜひご来場ください。

 

▼展示解説の様子

 

展示解説

 

展示解説の様子

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現在、長野市立博物館エントランスホールで開催中の

第24回埋蔵文化財センター発掘調査速報展「遺跡が語る長野の歴史」で

3月24日に展示解説を実施しました。

 

令和5年度に市内で実施した発掘調査の資料や、善光寺平の古代史を揺るがした

80m超の前方後円墳「四之宮将軍山古墳」の発見等について解説を行い、

参加者から多くの質問が出るなど、地域の歴史について知識を深めていただける

貴重な機会となりました。

 

速報展は5月6日まで開催され、4月28日には2回目の展示解説を予定しています。

この機会に是非ご来場ください。

 

▼展示解説の様子

 

 

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3月24日(日曜)に「遺跡が語る長野の歴史」の展示解説を行います

 

会場:長野市立博物館エントランスロビー

時間:午前10時から40分程度

 

3月24日(日曜)に当センター職員による1回目の展示解説を行います。

予約は不要ですので当日時間までに博物館エントランスロビーにお集まりください。

 

※長野市立博物館入館料が必要になります。

 

 

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