学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

2018/10/23 15:07第5回 大室古墳群まつりが開催されました

10月21日(日曜日)、毎年恒例の「大室古墳群まつり」が地元の皆さんの主催により開催されました。昨年は台風の接近と重なり残念ながら中止となりましたが、今年は絶好の天気に恵まれて大勢の方にご参加いただきました。

 

例年おこなっている古墳見学会や火起こし体験のほか、今年はたわら編みやもみすり、輪投げやシャボン玉などたくさんのイベントが催され、会場は大いににぎわいました。特に盛り上がりをみせたのはおなじみの古墳カレー!お昼時にはテントの前に長蛇の列ができ、笑顔でカレーをほおばる姿があちこちで見られました。また、まつりの運営には松代中学校の生徒の皆さんも加わり、カレーの振る舞いや科学部の発表で大活躍してくれました。

 

ご来場いただいた皆さんありがとうございました!そして、実行委員会をはじめとする関係者の皆様、本当にお疲れさまでした!

 

 

大室古墳群まつりのようす

 

▼大釜火入れ式のようす。小学生がリレーして運んだ火が見事に薪に着火しました!

カレーを煮込む大釜のまわりに、古代衣装を着た子供がたくさんいます。大釜に火が入り、みんなで万歳をしています。

 

▼古墳見学会のようす。石でつくられた珍しい古墳を前に皆さんの興味は尽きません。古墳のまわりで説明を受ける6名の見学者を撮影した写真

 

▼お昼はお待ちかねの古墳カレー!青空の下で食べるカレーの味は格別です。

手前にはカレーを食べるたくさんの人がいます。その後ろにはカレーを待つ長蛇の列ができています。

 

▼今年も火起こしは大人気!

ござの上に座って5名の子供が火起こしをしています。紐の回転力で木の棒をこすり、摩擦熱で火を起こしています。

 

▼松代中学校科学部によるペットボトルロケット発射実演のようす。子供たちも大喜びです。

ゆるやかな坂の上にある古墳から、下の芝生に向かってロケットが飛んでいます。ロケットからは燃料の水が吹き出しています。

 

▼たわら編みのようす。

指導を受けながら子供がたわら編みをしているようす。角棒を四角く組み合わせた枠を使い、木の棒を赤い糸で編み込んでいます。

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