学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

今年度から、安茂里老人福祉センター主催の生きがいづくり講座の一つとして、長野市埋蔵文化財センター出前講座「ながの発掘最前線!」を開催しています。4月から月1回のペースで開講している9回連続の講座で、先月9月29日(金)に第6回講座「原始・古代のファッションセンス~装身具」を実施しました。
今回の講師は高田亜紀子専門員で、パワーポイントを駆使して写真や図表を上映しながら、時にはクイズを交えたりして、受講生の皆様にわかりやすくお話させていただきました。会場には実際に発掘調査で出土した鏡や腕輪、勾玉などのアクセサリーを展示し、間近で見たり、手にとって触れてみたりしながら、古代へのロマンを感じていただいたようです。
次回は受講生の皆様と勾玉をつくる体験講座です。どんな勾玉が出来上がるのか、とても楽しみです。
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三輪地区地域公民館連絡会からご依頼いただきました、「発掘された三輪の遺跡!」と題する9月8日(土)の講演会に、長野市埋蔵文化財センターから講師を派遣しました。
三輪地区は全域で遺跡の存在が推定されており、これまでに数多くの発掘調査が実施されています。また、今年の3月から5月にかけて長野女子高校校庭遺跡の発掘調査が行われましたので、地域の方々の関心も高かったようです。
当日は実に70名以上の方々が会場となった三輪公民館にお越しになり、熱心に耳を傾けられました。
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