学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

文化財めぐり 「塚本のビャクシン」

県指定天然記念物(昭和48年指定)
所在地/若穂川田

 

ビャクシンはヒノキ科の常緑樹で、滋賀県の伊吹山に生えていたことから「イブキ」とも呼ばれています。

本州や四国、九州に自生し、岩の上や石灰岩の上にも生育するため、本州では、特に太平洋岸と瀬戸内地方の海岸近くに多く見られます。内陸では、庭園や社寺に多く植えられていますが、園芸品種のものは盆栽として鑑賞されています。樹齢が長く、高木になるものもあります。

塚本地区にあるこのビャクシンは、樹高約25メートル、幹回り約4.5メートルの巨木で、樹勢もよく、樹姿に優れています。

 

県内では、飯田市にあるビャクシン「川路のネズミサシ」も、県の天然記念物に指定されています。

 

※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。

塚本のビャクシン
塚本のビャクシン

【文化財めぐりをされる方へ】
・個人の方の敷地内にありますので、敷地内に入る場合にはお声をかけた上でご見学ください。

 

文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ

お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013

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次回の企画展示!
「のりもの展~進化するのりものの形~」
「ふしぎな松代群発地震~発光現象と温泉の湧き出し~」


「のりもの展~進化するのりものの形~」

 
期間   
7月18日()~8月30日(
 
 
会場   博物館特別展示室
 
 
入館料  一般300円、高校生150円、
      小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
      常設展示室と共通
 
 
チラシのダウンロードはこちら(1.63MB)

 
  
<概要>
 世の中にあふれるのりものについて注目します。場所、時代、状況に応じてのりものは進化しています。このようなのりものの多様性とそこに使われている科学技術、さらに形・デザインにスポットを当てます。
 
 
 
「ふしぎな松代群発地震~発光現象と温泉の湧き出し~」
 
 
<概要>
 平成27年、松代群発地震のはじまりから50年の節目を迎えました。この地震は昭和40年から3年あまりも続いた珍しいタイプの地震でした。さらに、温泉の湧き出しや世界初の発光現象の撮影などもあり、注目を集めました。今回の展示では、松代群発地震の特徴を振り返って、この50年で地震や防災に対する理解がいかに深まったかを紹介します。

 
 

関連イベント

 
ミュージアムショップ(友の会主催) 10:00~16:00
 7月19日(日)、20日(月・祝)、25日(土)、26日(日)
 8月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)、
   13日(木)、14日(金)、15日(土)、16日(日)、
   22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)
 9月20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)


ながはくPresents手仕事のじかん
  7月12日(日)13:00~15:00  博物館サコッシュ(バッグ)づくり
 7月24日(金)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 7月29日(水)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 8月5日  (水)  9:30~11:30  プラ板でのりものネームプレート
 8月30日(日)13:00~15:00  蜜蝋キャンドル

 
○子ども☆体験のひろば 13:00~15:00
 7月18日(土) ポンポン船をつくろう
 7月26日(日) みんなでまちをつくろう
 8月1日(土) みんなでまちをつくろう
 8月15日(土) たのしいゴム動力船
 
 
○ほんものゼミナール 14:00~15:30
 7月19日(日) 信州と航空宇宙のつながり 斉藤秀樹 (当館専門員)
 8月16日(日) 松代群発地震について 畠山幸司 (当館学芸員) 
  
  
消防車がやってくる!
 8月2日(日) 13:30~15:30 博物館前庭
  ※時間帯が変わる場合があります。
 
 
 
松代地震観測所見学会
 8月22日(土) 10:00~/14:00~ 
 参加費/無料
 定員/各25名
(予約優先 TEL 026-284-9011)

他のイベントは決まり次第随時掲載します。

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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今回、職場研修の一環として長野県埋蔵文化財センターにお邪魔させていただきました。
 
センター内を見学しながら、担当職員の方から作業の詳しい説明をしていただきました。
普段自分達が行っている、遺物の実測作業や遺物の洗浄・接合作業を
県埋文センターではどのように作業しているのか、どんな点を工夫しているのか等、参考になることが多くとても勉強になりました。
 
 
今回の研修で学んだことを生かせるよう職員一人一人より一層努力していきたいと思います。
研修でお世話になりました県埋文センター職員の皆様ありがとうございました。
 
 
 
【職場研修の様子】

 

 

 

 

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文化財めぐり 「泉平伊勢社の大ケヤキ」

市指定天然記念物(平成17年指定)
所在地/豊野


ケヤキはニレ科の落葉樹で、大木となり、日本各地で天然記念物に指定されています。木目が美しく、堅くて摩耗に強い特性があるため、古くから家具材や日本家屋の建築材として用いられてきました。

泉平地区の伊勢社境内に立つこのケヤキの木は、樹高約20メートル、幹回り約6.5メートル、樹齢350年と推定されます。大枝は横に伸び、高さの割に横幅が広い、独特の樹形をしています。根元近くの幹から大枝の付け根にかけて、一部には空洞が見えます。

大ケヤキの根元には、石の祠が祭られ、地元で大切に守られてきたことがうかがえます。

 

※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。

【文化財めぐりをされる方へ】
・ご見学の際にはハチなどに十分に注意してください。


泉平伊勢社の大ケヤキ

文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ

お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013
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