2015/10/21 8:30三才田子遺跡の発掘調査が終わりました!
7月から行っていた三才田子遺跡の発掘調査が終わりました。
今回の調査では、弥生時代中期・後期、古墳時代後期、平安時代の住居跡を中心とした遺構が見つかりました。弥生時代から平安時代までの住居が重なって見つかったことから、多くの住居が造られていたことがわかりました。また古墳時代後期の住居では、カマドの中と周りに土器が多く置かれた様子を確認することができました。
このほか、南北方向に流れていた自然流路の跡がみられ、ここからは縄文時代から平安時代にかけての土器が見つかっています。
一番多かったのは弥生時代後期のもので、土器のほかに石鏃が見つかりました。隣接する籠沢遺跡では見られない時期であることから、三才ではどのように集落が作られていたのか考える材料となるでしょう。
今年の夏も猛暑といわれ、暑い中での発掘調査となりましたが、調査区周辺の皆様のご理解、ご協力をいただき、無事に発掘調査を終えることができました。
発掘調査の様子 |
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▲古墳時代の住居跡
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▲古墳時代住居のカマドと土器
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▲弥生時代から平安時代の住居跡
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▲調査区全景
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▲暑い中での発掘調査
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