学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

 6月16日に、柳原公民館にて行われた、住民自治協議会設立10周年記念年間講座「煌めく柳原の古代」の第2回目の講演会を担当しました。

 「発掘調査からみた柳原の歴史」と題して、長野市埋蔵文化財センターで調査を行った遺跡から、弥生時代から古墳時代を中心とした柳原の歴史について解説をしました。また水内坐一元神社遺跡と中俣遺跡出土の土器や石器・木製品を実際にみていただきました。

 地元の遺跡にふれ、興味を持っていただく良い機会となりました。

 

▼講演会の様子

スライドと遺物を見ながら説明を聞く参加者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かがやきひろば湯福で、「考古学からみた長野の歴史 ~考古学で何がわかるか~」の第3回目として6月15日に講座「長野盆地で米作りが始まった頃」と題し、稲作文化が日本に伝わり、長野にやってきた頃の遺跡である新諏訪町遺跡の紹介や、その後千曲川沿いの巨大な集落として栄えた松原遺跡の紹介などを行いました。受講生の皆さんにはとても熱心に聞いていただきました。

 

・講座の様子

職員がスライドの解説をして、それを見ている受講生の方々の様子

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 今月から、かがやきひろば湯福で、平成30年度生きがいづくり講座「考古学からみた長野の歴史 ~考古学で何がわかるか~」が始まりました。4月から月1回のペースで講演する全9回の講座で、原始・古代の長野盆地における人々の生活について考えます。

 第1回目となる4月20日金曜日の講座は、「ガイダンス ~考古学で何がわかるのか?~」と題し、考古学の考え方や発掘調査の方法などをスライドを上映しながら楽しくお話しさせていただきました。また、旧石器時代の遺跡である上ケ屋遺跡について紹介させていただきました。

 今回の講座では、28名もの方に受講していただきました。お集まり下さった皆様、ありがとうございました。

 

・講座の様子

当センター職員が講座のガイダンスをする様子とそれを聞いている参加者

 

当センター職員がスライドを上映しながら説明をする様子

 

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速報展関連行事

浅川公民館 講演会

「浅川とその周辺の古墳たち」

 

 4月4日(水)から浅川公民館に移動して行われる速報展関連行事として講演会「浅川とその周辺の古墳たち」及び展示解説を行います。

 古墳時代後期に浅川の地に造られた県主塚古墳や籠塚古墳を中心に善光寺平における古墳研究の指標となる重要な古墳たちを当センター職員が解説いたします。

 

籠塚古墳の写真です。正面に入口が見えます。

籠塚古墳

 


 

内容 「浅川とその周辺の古墳たち」

    講師 飯島哲也(長野市埋蔵文化財センター)

 

日時 平成30年4月8日(日) 13:30~15:00

 

場所 浅川公民館

    長野市浅川東条328番地1

 


 

参加費は無料です。また講演終了後に展示解説があります。

 

お問い合わせ 浅川公民館 026-263-1001

    

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速報展関連行事

信州新町公民館 講演会

「武富佐古墳とその時代 -古墳時代中期中葉の善光寺平-」

 

信州新町公民館で2月24日(土)から開催される「第19回 長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展 鉄の武器と長野の古墳」の関連行事として講演会「武富佐古墳とその時代 -古墳時代中期中葉の善光寺平-」及び展示解説を行います。

時代とともにさまざまに変化をとげる古墳。古墳時代中期中葉に犀川を望む地に造られた武富佐古墳を中心に、外からだけではわからない古墳の秘密を当センター学芸員が解説いたします。

 

武富佐古墳の写真です

武富佐古墳

 


 

内容  「武富佐古墳とその時代 -古墳時代中期中葉の善光寺平-」

     講師 風間栄一(長野市埋蔵文化財センター学芸員)

 

日時 平成30年3月1日(木) 10:00~12:00

 

場所 信州新町公民館

    長野市信州新町新町1000番地1

 


 

講演終了後に展示解説があります。

申し込みは事前に電話かファックスで信州新町公民館へ。参加費は無料です。皆様ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。

 

お問い合わせ 信州新町公民館 Tel:026-262-2345 (ファックス共通)

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 11月19日(日)に新諏訪町公民館において、「新諏訪町80周年記念式典」が行われ、元長野市地方文化財保護審議会長笹澤浩先生による「新諏訪町遺跡は語る」と題した講演会が行われました。

 それに先立ち、「新諏訪町遺跡-善光寺平を望む集落を掘る!-」と題し、発掘調査のやり方や、平成27年、28年に行われた発掘調査の概要などを当センター職員が紹介いたしました。

 笹澤先生による講演では昭和42年、43年に長野西高校の生徒たちと一緒に行った発掘調査の概要や新諏訪町遺跡が善光寺平に稲作が始まった頃の遺跡であること、またこの遺跡から始まった稲作文化がその後、北信地域を中心に広がり、中野市の柳沢遺跡の銅戈・銅鐸につながる話など興味深いお話がありました。

 また、昭和の調査で見つかった新諏訪町式土器や平成の調査で見つかった土器、石器、金属製品なども展示してご覧いただきました。

 新諏訪町地区のみなさんに地元の歴史を感じていただく機会になりました。

 

笹澤先生が新諏訪町遺跡について解説している様子

▲笹澤先生による講演

 

当センター職員による平成27年、28年の発掘調査を説明する様子

▲当センター職員による解説

 

左側に昭和の調査で見つかった新諏訪町式土器土器。右側に平成の調査で見つかった土器や石器、金属製品などを展示した様子

▲昭和の調査で見つかった新諏訪町式土器や平成の調査で見つかった石剣や銅鏃などの展示

 

平成の発掘で見つかった土器や石器、発掘写真を展示した様子

▲平成の発掘調査で見つかった土器や石器の展示

 

 

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 11月14日(火)に古里総合市民センターにて、「原始・古代の古里をさぐる!」をテーマに講演会を行いました。

 古里地区で発掘調査された遺跡の解説に加え、長野市全体の原始・古代にも一部触れながら、古里地区の歴史についてお話しさせていただきました。

 41名もの方々にご参加いただきまして、ありがとうございました。

 

スクリーンで解説するセンター職員と講演を聞く来場者

 

 

 また、ロビーにて開催しています遺物展示は、引き続き12月15日(金)まで行っております。

 ぜひご覧ください。

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 平成29年9月30日に、更北中学校で行われた勾玉づくり講座に埋蔵文化財センターから2名のスタッフを派遣しました。

 更北中学校では、「知新の会」という、地域の方を講師に招いて様々な体験学習をし、地域とのつながりを強めようという試みを実施しています。今回の勾玉づくりもそのうちの一講座でした。

 参加した人は、1年生から3年生までの44人です。当日は文化祭ということもあって、いつも以上ににぎやかな勾玉づくりでした。1時間強という短い時間でしたが、ほとんどの人が時間内で作り上げることができました。

 

▼説明を聞きながら、勾玉の設計図を描いていきます。

勾玉づくりの説明を聞く生徒たちの様子

 

▼設計図ができたら、ひたすら石を削って勾玉の形に近づけます。

石をやすりで削って勾玉の形に近づけている様子

 

▼時々アドバイスを聞いて、形をきれいに整えていきます。

アドバイスを聞きながら勾玉を作っている様子

 

▼きれいな勾玉が完成!

完成した勾玉を手のひらの上にのせた様子

 

 

 講座の最後には、長野市内の遺跡から出土した本物の勾玉もみてもらいました。市内でも様々な勾玉が出土していることを知り、皆さん驚きの表情でした。

 今回の講座で、古代人の技術や思いをより感じていただき、明日からの歴史の勉強に生かしてもらえれば嬉しいです。 

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   1月28日(土)、長野県立歴史館で行われた講座に参加してきました!この講座は歴史館の冬季展「信濃国の城と城下町」の関連イベントです。県内の江戸遺跡研究の第一人者である竹内靖長氏と一緒に城と城下町についてお話しさせていただきました。

 いざ!!松本VS松代。講座ではそれぞれの特徴を比較しました。例えば松本城は三の丸の中に藩士たちの屋敷がありましたが、松代では藩士たちは城のまわりに住み、町人の住まいとも接して城下町を形成していました。特に違うのは出土する陶磁器や土器についてです。松本では焼塩壺という、江戸時代の高級食卓塩の容器が出ていますが、松代では今のところ出土していません。通常は城や上級藩士の屋敷などで出土するのですが、松代藩の不思議の一つです。また陶磁器は松本より南の中南信地方では、愛知や岐阜県の瀬戸や美濃の焼物が多く出土します。しかし松代やそのほかの北信地方では、九州地方の焼物である唐津焼と伊万里焼が多い傾向があります。この違いはどこから生まれるのか、ということがテーマの一つです。

 それはそれぞれの地理的な位置が大きく関わっています。中南信は瀬戸や美濃にも近く、馬を使った輸送ルートが発達していました。北信は日本海に非常に近く、日本海を行き来する北前船の運ぶ物資を手に入れやすかったのです。上越の商人たちにとっても北信は「お得意さま」であったようで、陶磁器だけでなく、塩や干し魚もほとんどが北信へと送られていました。

 歴史館の冬季展「信濃国の城と城下町―発掘調査が謎を解く―」は2月26日(日)まで開催中です(休館日あり)。広い信濃だからこそ、藩ごとに色々ちがいます。展示で体感していただければと思います。

 

竹内氏による松本城と松本城下町跡のお話し

 

竹内氏による松本城と松本城下町跡のお話の様子

 

松代城と松代城下町についてお話しする様子

 

松代城と松代城下町についてお話しする様子

 

松代城下町で出土する陶磁器

 

松代城下町跡から出土した陶磁器。町家では大量生産品が多い。

 

 

松代城下町への陶磁器流通ルート

 

松代城下町には日本海から唐津焼・伊万里焼が入って

きます。瀬戸美濃焼は松本から入ってくるようです。

 

 

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 千曲市の長野県立歴史館にて、平成28年度冬季展『信濃国の城と城下町 ―発掘調査が謎を解く―』が、昨年末の12月17日(土)から平成29年2月26日(日)まで開催されています。

 

 この企画展には、長野市教育委員会も共催させていただき、松代城跡や松代城下町跡から発掘調査で出土した陶磁器や瓦などの貴重な遺物を展示しています。また、長沼城跡についても最新の研究成果を紹介しています。

 

 1月28日(土)の午後1時30分から、県立歴史館において関連講座が開催され、当センター研究員田中暁穂による「松代城下町跡の発掘調査について」の講演も予定されています。

 松代城下町と、松本城下町との発掘調査成果による比較や、当時の人びとの暮らしぶりに迫るトークセッションも予定されていますので、とても興味深い講座になると思います。

 

 ご興味のある皆様、ぜひご参集いただければ幸いです。

 

 

 

◆関連講座


【第2回】平成29年1月28日(土)13:30~15:20
 「松本城跡・城下町跡の発掘調査について」 竹内靖長 氏(松本市美術館)
 「松代城下町跡の発掘調査について」 田中暁穂 氏(長野市埋蔵文化財センター)

 

 

◆県立歴史館のホームページ


http://www.npmh.net/

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ表面

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ裏面

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