2018/4/23 19:34大室古墳群のイチリンソウ
大室古墳群では4月中旬になるとイチリンソウがあちこちで花開きます。
イチリンソウはキンポウゲ科の多年草で、木陰の草むらに直径4~5センチの白い花を咲かせます。大室古墳群では、古墳館から235号墳へ向かう橋の近くやムジナゴーロ周遊路周辺に群生しており、5月上旬まで可憐な姿を楽しむことができます。イチリンソウの群生地は長野市内で珍しいそうで、毎年4月末には戸隠地質化石博物館の植物観察会が開かれています(平成30年度は4月28日を予定)。
四季折々に咲く花は大室古墳群の魅力のひとつです。「歴史はちょっと苦手…」という方もぜひ足を運んでみてください!
235号墳近くのイチリンソウ群生地
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2017/12/1 16:35大室古墳館冬期休館のお知らせ
次の開館は平成30年4月1日(日)からとなります。平成30年度の開館日については、文化財課ホームページをご覧ください。
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2017/9/22 14:06大室古墳群のヒガンバナ
古墳の傍らにこじんまりと群生するヒガンバナを見つけました。
土手や田んぼの畔でよく見かける身近な花ですが、古代人が眠る古墳群中にひっそりと咲く姿にはそれとは違った趣が感じられます。
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2017/5/17 9:03大室古墳館よりクマ目撃情報のお知らせ
クマにご注意ください!
平成29年5月16日、史跡大室古墳群のエントランスゾーン(235号墳付近)で子グマ二頭が目撃されました。
古墳を見学される方は、クマが潜みやすい見通しのきかない場所には近づかないようご注意ください。また、ムジナゴーロ周遊路を見学する場合は、クマ鈴やラジオなど音の出るものを携行し、クマよけ対策をお願いします。
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2017/3/30 9:32大室古墳館平成29年度開館のお知らせ
2016/12/15 17:51史跡大室古墳群整備専門家会議の現地視察が開催されました
長野市埋蔵文化財センターでは、事業の一つとして史跡大室古墳群の整備を行っており、現在は大室谷支群ムジナゴーロ単位支群を対象とした第2期整備を進めています。このたび、史跡大室古墳群整備専門家会議の現地視察が12月2日・6日・15日の各日に開催されました。
整備専門家会議は、史跡整備の進め方について考古学・造園学など各分野の専門家から様々な助言を頂く場です。今回は、平成26年度から平成28年度にかけて発掘調査を実施した5基の古墳(154号墳・167号墳・172号墳・173号墳・176号墳)について、考古学を専門とする委員の先生方に現況を見ていただきました。
各古墳については、頂いたご意見をもとにさらに調査・研究を進め、大室古墳群の魅力が市民の皆さんに伝わるよう整備を進めていきたいと思います。
12月2日のようす 中央が土生田純之委員(専修大学文学部教授) |
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12月6日のようす 左端が小林秀夫委員(長野市地方文化財保護審議会委員)、左から2番目が佐々木憲一委員(明治大学文学部教授) |
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12月15日のようす 右が笹澤浩委員(長野県文化財保護審議会委員)、左が田中裕委員(茨城大学人文学部教授) |
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2016/12/15 9:35梅の剪定作業とイノシシの掘り返し
12月14日、大室古墳群の中にある梅林の剪定作業を地元の方と一緒に行いました。
例年は突然の大雪に見舞われることが多かったこの作業ですが、今年は時折晴れ間がのぞく比較的穏やかな気候に恵まれ、予定通り午前中ですべての木の剪定を終えることが出来ました。切り落とした枝は大室区のどんど焼きで活用していただきます。
さて、梅林の向かいにある芝地に目を向けると、写真のとおり広範囲に芝がめくれ、下の土がむき出しになっていました。実は今年はイノシシの掘り返し被害が深刻で、補修をしては掘り返され、いたちごっこならぬイノシシごっこの状態です。これ、なんとかならないでしょうか…(泣)
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2016/11/28 14:50大室古墳館冬期休館のお知らせ
2016/10/25 18:10大室古墳館企画展示のお知らせ
大室古墳館では、現在、企画展示を行っています。
今年度は「最後の合掌形石室の副葬品」と題して、大室谷支群の241号墳と北谷支群の356号墳の出土品を展示しました。この2基の古墳はともに六世紀前半に築造された、大室古墳群内で最も新しい合掌形石室の古墳です。
併せて、発掘調査を継続している大室谷支群176号墳の出土品も展示しました。
この機会に、ぜひとも、大室谷支群と北谷支群の合掌形石室から出土した副葬品を見比べてみてください。
1 企画展示名
「最後の合掌形石室の副葬品」
2 展示期間
平成28年10月23日(日)から平成28年11月30日(水)まで
3 展示遺物
大室241号墳出土馬具
・剣菱形杏葉(けんびしがたぎょうよう)
・環状雲珠(かんじょううず)
・鞍金具(くらかなぐ)
大室356号墳出土遺物
・直刀(ちょくとう)
・鉄鏃(てつぞく)
・須恵器 はそう
大室176号墳
・土師器(はじき)
・円筒埴輪(えんとうはにわ)
・壺形埴輪(つぼがたはにわ)
4 入場料
無料
▲企画展示のようす |
▲大室241号墳(左)、356号墳(右) |
▲大室176号墳 |
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2016/10/25 15:03第3回大室古墳群まつりが開催されました
10月23日(日)、史跡大室古墳群において「大室古墳群まつり」が開催されました。
大室古墳群まつりは、地域の貴重な文化財である大室古墳群により多くの人に親しんでもらおうと地元大室区の実行委員会が主催しており、今年で3回目を迎えました。長野市埋蔵文化財センターでは、古墳見学会や火おこし体験、まが玉つくりなどで運営のお手伝いをしています。当日は肌寒い一日となりましたが、これまででもっとも多い600人以上が来場し、秋の大室古墳群でのひと時を楽しみました。 |
今年の大釜火入れ式は、寺尾小学校1年生と松代町内6小学校の5・6年生の代表者が参加しました。 | |
見学会のようす。昨年と同じく、エントランスゾーン班・ムジナゴーロ班・霞城班の3つに分かれて古墳や山城を見学しました。 | |
火おこし体験のようす。小さな子供から大人までたくさんの人が古代の火おこしにチャレンジしました。 | |
いまや古墳群まつり一番の名物となった「古墳カレー」。昼時にはカレーを求める長蛇の列ができました。 |
大室古墳館では「最後の合掌形石室の副葬品」と題し、大室古墳群でもっとも新しい合掌形石室をもつ356号墳と241号墳の出土品を展示しました。また、今年発掘調査を行った176号墳の出土品もあわせて展示しました。
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展示解説の様子。展示品の特徴を学芸員が詳しく解説しました。 |
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