学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

クマにご注意ください!

 

平成29年5月16日、史跡大室古墳群のエントランスゾーン(235号墳付近)で子グマ二頭が目撃されました。

 

古墳を見学される方は、クマが潜みやすい見通しのきかない場所には近づかないようご注意ください。また、ムジナゴーロ周遊路を見学する場合は、クマ鈴やラジオなど音の出るものを携行し、クマよけ対策をお願いします。

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大室古墳館は冬期休館を終了し、4月1日(土)より通常開館します。ご利用方法や休館日はコチラをご覧ください。

 

今期も皆様のご利用を心よりお待ちしております。

 

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長野市埋蔵文化財センターでは、事業の一つとして史跡大室古墳群の整備を行っており、現在は大室谷支群ムジナゴーロ単位支群を対象とした第2期整備を進めています。このたび、史跡大室古墳群整備専門家会議の現地視察が122日・6日・15日の各日に開催されました。

 

整備専門家会議は、史跡整備の進め方について考古学・造園学など各分野の専門家から様々な助言を頂く場です。今回は、平成26年度から平成28年度にかけて発掘調査を実施した5基の古墳(154号墳・167号墳・172号墳・173号墳・176号墳)について、考古学を専門とする委員の先生方に現況を見ていただきました。

 

各古墳については、頂いたご意見をもとにさらに調査・研究を進め、大室古墳群の魅力が市民の皆さんに伝わるよう整備を進めていきたいと思います。

 

石室の中に入って調査する土生田委員 122日のようす
中央が土生田純之委員(専修大学文学部教授)
説明を聞く小林委員と佐々木委員 126日のようす
左端が小林秀夫委員(長野市地方文化財保護審議会委員)、左から2番目が佐々木憲一委員(明治大学文学部教授)
説明を受ける笹澤委員と田中委員 1215日のようす
右が笹澤浩委員(長野県文化財保護審議会委員)、左が田中裕委員(茨城大学人文学部教授)

 

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1214日、大室古墳群の中にある梅林の剪定作業を地元の方と一緒に行いました。

 

例年は突然の大雪に見舞われることが多かったこの作業ですが、今年は時折晴れ間がのぞく比較的穏やかな気候に恵まれ、予定通り午前中ですべての木の剪定を終えることが出来ました。切り落とした枝は大室区のどんど焼きで活用していただきます。

 

脚立にのぼって梅の枝を剪定しているようす


さて、梅林の向かいにある芝地に目を向けると、写真のとおり広範囲に芝がめくれ、下の土がむき出しになっていました。実は今年はイノシシの掘り返し被害が深刻で、補修をしては掘り返され、いたちごっこならぬイノシシごっこの状態です。これ、なんとかならないでしょうか…(泣)

 

イノシシに芝生が掘り返されて土がむき出しになっているようす

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休館期間 平成28121日(木)~平成29331日(金)
 

次の開館は平成2941日(土)からとなります。平成29年度の開館日は文化財課ホームページをご覧ください。
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大室古墳館では、現在、企画展示を行っています。


今年度は「最後の合掌形石室の副葬品」と題して、大室谷支群の241号墳と北谷支群の356号墳の出土品を展示しました。この2基の古墳はともに六世紀前半に築造された、大室古墳群内で最も新しい合掌形石室の古墳です。
併せて、発掘調査を継続している大室谷支群176号墳の出土品も展示しました。
この機会に、ぜひとも、大室谷支群と北谷支群の合掌形石室から出土した副葬品を見比べてみてください。

 

1 企画展示名

「最後の合掌形石室の副葬品」

 

2 展示期間

平成28年10月23日(日)から平成28年11月30日(水)まで

 

3 展示遺物

大室241号墳出土馬具
 ・剣菱形杏葉(けんびしがたぎょうよう)
 ・環状雲珠(かんじょううず)
 ・鞍金具(くらかなぐ)
大室356号墳出土遺物
 ・直刀(ちょくとう)
 ・鉄鏃(てつぞく)
 ・須恵器 はそう
大室176号墳
 ・土師器(はじき)
 ・円筒埴輪(えんとうはにわ)
 ・壺形埴輪(つぼがたはにわ)

 

4 入場料

無料

 

大室古墳館内の企画展示(全体)
▲企画展示のようす
大室古墳館内の企画展示(241号墳・356号墳)
▲大室241号墳(左)、356号墳(右)
大室古墳館内の企画展示(176号墳)
▲大室176号墳

 

 

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10月23日(日)、史跡大室古墳群において「大室古墳群まつり」が開催されました。

 

大室古墳群まつりは、地域の貴重な文化財である大室古墳群により多くの人に親しんでもらおうと地元大室区の実行委員会が主催しており、今年で3回目を迎えました。長野市埋蔵文化財センターでは、古墳見学会や火おこし体験、まが玉つくりなどで運営のお手伝いをしています。当日は肌寒い一日となりましたが、これまででもっとも多い600人以上が来場し、秋の大室古墳群でのひと時を楽しみました。

 

大釜火入れ式に参加した小学生の集合写真 今年の大釜火入れ式は、寺尾小学校1年生と松代町内6小学校の5・6年生の代表者が参加しました。
古墳の前で学芸員の説明を聞く来場者 見学会のようす。昨年と同じく、エントランスゾーン班・ムジナゴーロ班・霞城班の3つに分かれて古墳や山城を見学しました。
火おこし体験のようす。小さな子供から大人までたくさんの人が古代の火おこしにチャレンジしました。
ふるまわれた古墳カレーに行列をつくる来場者 いまや古墳群まつり一番の名物となった「古墳カレー」。昼時にはカレーを求める長蛇の列ができました。

 

 

大室古墳館では「最後の合掌形石室の副葬品」と題し、大室古墳群でもっとも新しい合掌形石室をもつ356号墳と241号墳の出土品を展示しました。また、今年発掘調査を行った176号墳の出土品もあわせて展示しました。

 

大室古墳館の中で学芸員の展示解説を聞く来場者 

展示解説の様子。展示品の特徴を学芸員が詳しく解説しました。

 

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5月2日から13日にかけて、長野市内の小学校6校が大室古墳群へ遠足にやってきました。


特に5月2日は、4月28日から雨天延期された2校の遠足の予備日となっており、4校約300名が集まる大賑わいの一日となりました。


初めて見る石室にみんな興味津々、職員の説明のあとにいざ石室の中へ!


怖くて泣き出す子もいましたが、思ったよりも広い石室内にみんなびっくりした様子でした。


東条小学校6年生、綿内小学校5年生、大豆島小学校3年生、真島小学校3・4年生、松代小学校5年生、芹田小学校4年生のみなさん、また来てくださいね!

 

東条小学校6年生 綿内小学校5年生

▲東条小学校6年生(5月2日)

 

▲綿内小学校5年生(5月2日)

 

大豆島小学校3年生 真島小学校3・4年生

▲大豆島小学校3年生(5月2日)

 

▲真島小学校3・4年生(5月2日)

 

松代小学校5年生 芹田小学校4年生

▲松代小学校5年生(5月12日)

 

▲芹田小学校4年生(5月13日)

 

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休館期間 平成27年12月1日(火)~平成28年3月31日(木)
 

次の開館は平成28年4月1日(金)からとなります。平成28年度の開館日については、文化財課ホームページをご覧ください。
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 10月25日(日)、史跡大室古墳群で「第2回大室古墳群まつり」が開かれました。

 

昨年に引き続き晴天に恵まれ、たくさんの方が秋の大室古墳群を訪れてくれました。

 

今年は、古墳群の横にある山城「霞城」の見学や、寺尾小学校に保存されていた古墳群出土資料の公開が行われ、大室古墳群の魅力を再発見することができました。

 

 

松代木遣り 松代太々神楽

▲【オープニングセレモニー】松代木遣り

 

▲【オープニングセレモニー】大室太々神楽

 

火起こし トーチリレー

▲【開会式】大釜火入れ式の火起こし

 

▲【開会式】寺尾小1年生によるトーチリレー

 

ムジナゴーロ周遊路 エントランスゾーン

▲【古墳見学】ムジナゴーロ周遊路

 

▲【古墳見学】エントランスゾーン

 

霞城見学 カレー調理中

▲霞城見学

 

▲【振る舞い】名物古墳カレー、ただ今調理中!

 

松代中学生 食事中

▲【振る舞い】松代中学生がお手伝い

 

▲【振る舞い】青空の下で食べるカレーは最高!

 

展示品解説 火起こし

▲展示品解説

 

▲【体験コーナー】火起こし

 

勾玉作り マジックショー

▲【体験コーナー】勾玉作り

 

▲【交流広場】マジックショー

 

輪投げ オカリナ演奏

▲【交流広場】輪投げ

 

▲【交流広場】オカリナ演奏

 

昨年のようすはこちらからご覧ください。
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