学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

長野市栗田で5月30日から栗田ふれあい会館建設工事に伴う発掘調査が始まりました。栗田地区には栗田氏の居館と伝えられる栗田城館があったと考えられています。今回の調査地は190㎡と狭い範囲ですが栗田城館跡の主郭内と考えられ、栗田城館跡に関連する遺構・遺物の発見が期待されます。

 

 

   【南からの発掘調査地】
   【いよいよ調査】
じょれんを使って遺構を検出していきます。
   【遺構検出】
白い線で囲んだ部分が遺構です。

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5月31日、長野女子高校の新校舎建設に先立って現校舎北側のグランドで行われていた発掘作業が終了しました。

調査地は、浅川扇状地の扇央部、長野市三輪地区に位置し、下宇木遺跡、美和公園遺跡、美和遺跡、相ノ木氏居館跡(相木城)、旭幼稚園遺跡、本村東沖遺跡などに囲まれています。
 
2月末から3ヶ月間、悪天候や湧水に悩まされながら約2500㎡を発掘し、竪穴住居48軒、溝9条、大型土坑6基、井戸3基、その他多数の小土坑を検出しました。
遺構の年代は、大きく弥生時代後期(1900年ほど前)と古墳時代中後期(1500年ほど前)に分けることができます。二つの時期に集中して集落が営まれたことがわかります。
弥生時代の住居からは、北陸地方で作られた特別な土器や、貴重品であるガラス製ビーズ(数十個!)がみつかりました。古墳時代の住居でも、ほぼ完全な形をとどめた土器を伴うカマドがみつかるなどの成果が上がりました。
 

さて、発掘作業の終了で調査は一段落ですが、これから整理作業が始まります。発掘成果を詳しく分析することで、この遺跡の特色が明らかになるでしょう。

 

  

 

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