ナガノぐるっと文化財さんぽ

 今月18日に、かがやき広場湯福(湯福老人福祉センター)にて、古代遺跡講座の第1回を行いました。

「邪馬台国と赤い土器のクニ~弥生時代の箱清水~」と題して、講演させていただきました。

 

 長野西高校建築中の明治33年、赤く塗られた、文様のない土器が数百個も見つかりました。箱清水式土器の発見に至るエピソードから始まり、邪馬台国や卑弥呼の謎にも触れながら、弥生時代の人々のくらしについてお話させていただきました。箱清水遺跡の重要性を感じ取っていただけたなら幸いです。

 

 また、同月25日には、古代遺跡講座の第2回「勾玉作り体験」を行いました。

実質1時間半という短い時間であったにも関わらず、参加してくださった皆さん全員がとても素敵な勾玉を作られていました。

 当日は、勾玉作りがもっと楽しくなるように、勾玉の謎や魅力について説明させていただいたり、長野市内の遺跡で出土した本物の勾玉を実際に触っていただいたりしました。

勾玉をつくることで、古代人の技術や思いを感じていただけたらうれしいです。

 

 さて、かがやき広場湯福主催の古代遺跡講座は、次回の第3回が最終回となります。

「古代の善光寺をさぐる~周辺遺跡の発掘調査~」と題して、発掘調査から見えてきた古代の善光寺について講演させていただきたいと思います。ぜひご参加ください。 

 

勾玉の説明を聞く参加者の方々

      ▲勾玉の説明を聞く参加者の方々

 

 

勾玉を作っている参加者の方

           ▲勾玉作りの様子

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 95日から行っていた、(仮称)後町ホール建設予定地(長野市大字南長野、旧後町小学校)での県町遺跡の調査が119日に終了しました。弥生時代中期後半の住居跡2軒と溝が見つかりました。溝は幅約4.4m、長さ約25m、深さ約1.3mで、断面がV字形をしています。これらの遺構は昨年行った北側の調査区で見つかった住居跡3軒と同じ集落であり、溝は集落の境界をめぐる環濠と考えられます。

 

 

 

                           ラジコンヘリで空中撮影を行いました。竪穴住

                        居の南に、大きな溝が東西に走っています。

 

 

竪穴住居から出土した土器の図面を描いている様子

          出土した土器の図面を描いています。細かく

         測って絵を描くので根気がいります。

 

 

発掘中の竪穴住居。土器がたくさん出土

          竪穴住居の床には弥生時代の壺や甕などの

         土器がた くさん残っていました。

 

弥生時代の土器がつぶれた状態で出土

土器はその場所でつぶれたように出土しました。

 

弥生時代の大きな溝を横から撮影

大きな溝は断面がV字形をしています。

 

弥生時代の大きな溝を掘っている様子

大きな溝は深くて傾斜があり、掘るのが大変

         でした。作業員の皆さんお疲れ様でした。

 

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休館期間 平成28121日(木)~平成29331日(金)
 

次の開館は平成2941日(土)からとなります。平成29年度の開館日は文化財課ホームページをご覧ください。
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11月4日(金)、長野市松代町にある清野小学校において清野小学校130周年記念事業実行委員会が主催する記念講演会が行われ、「清野小学校は古代のタイムカプセル」と題した講演をさせていただきました。

 

清野小学校は松代町清野の千曲川右岸自然堤防上に広がる四ツ屋遺跡の西端に位置しています。四ツ屋遺跡は弥生時代から平安時代までの集落遺跡で、昭和51年に校舎の改築に伴って行われた発掘調査を皮切りに、これまでに6度の調査が行われました。また学校隣接地には、「四ツ屋祭祀遺跡(四ツ屋古墳)」や「道島廃寺」などの特殊な遺跡も存在します。

 

講演ではこれらの遺跡を紹介しながら、清野地域の歴史的重要性とともに、過去を知ることの楽しさ・大切さをお話させていただきました。児童の皆さんには少し難しい内容もあったかもしれませんが、ふるさと清野の素晴らしさを感じ取っていただけたなら嬉しく思います。

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なお、校内では10月上旬から四ツ屋遺跡などの出土品を展示しており、当日は児童のみなさんに解説をする機会もいただきました。

 

清野小学校の皆さんありがとうございました。

 

講演会のようす 展示品を前に解説を聞く児童
▲講演会のようす ▲展示解説のようす
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 今月から湯福老人福祉センターで、3回にわたって古代遺跡講座が行われます。

内容は、

  第1回 11月18日 『邪馬台国と赤い土器のクニ ~弥生時代の箱清水~』

  第2回 11月25日 『古代の勾玉づくり体験教室』

  第3回 12月2日  『古代の善光寺をさぐる ~周辺遺跡の発掘調査~』

となっており、発掘調査で見えてきた長野市や善光寺について講演します。                             

 

 これに先立って、10月21日から12月2日まで、湯福老人福祉センターにてミニ展示を開催しております。

 第1回の講演のキーワードである箱清水式土器や、善光寺に関わる出土遺物として善光寺瓦が展示されています。

 いつもケースを隔てている展示遺物も、今回はケースに入れずそのまま展示されています。土器や瓦の実物を真近でご覧頂ければ、講演の内容もよりリアルに感じ取ってもらえるのではと思います。

 この機会にぜひ、展示や講座に足をお運びください。

▼展示の様子

赤い土器や瓦の実物、文章パネルが展示されている画像

展示物を4人の女性が見ている様子

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