学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

 千曲市の長野県立歴史館にて、平成28年度冬季展『信濃国の城と城下町 ―発掘調査が謎を解く―』が、昨年末の12月17日(土)から平成29年2月26日(日)まで開催されています。

 

 この企画展には、長野市教育委員会も共催させていただき、松代城跡や松代城下町跡から発掘調査で出土した陶磁器や瓦などの貴重な遺物を展示しています。また、長沼城跡についても最新の研究成果を紹介しています。

 

 1月28日(土)の午後1時30分から、県立歴史館において関連講座が開催され、当センター研究員田中暁穂による「松代城下町跡の発掘調査について」の講演も予定されています。

 松代城下町と、松本城下町との発掘調査成果による比較や、当時の人びとの暮らしぶりに迫るトークセッションも予定されていますので、とても興味深い講座になると思います。

 

 ご興味のある皆様、ぜひご参集いただければ幸いです。

 

 

 

◆関連講座


【第2回】平成29年1月28日(土)13:30~15:20
 「松本城跡・城下町跡の発掘調査について」 竹内靖長 氏(松本市美術館)
 「松代城下町跡の発掘調査について」 田中暁穂 氏(長野市埋蔵文化財センター)

 

 

◆県立歴史館のホームページ


http://www.npmh.net/

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ表面

 

 

『信濃国の城と城下町』PRチラシ裏面

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