学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

12月4日(水曜日)、安茂里公民館生活文化講座にお招きいただき、「平柴平遺跡と長野盆地の弥生時代」と題した講演を行いました。


平柴平遺跡は、安茂里地区に所在する縄文時代から平安時代にかけての遺跡で、平柴台団地の造成に先立ち、昭和46年(1971)に発掘調査が行われました。弥生時代中期の遺構から出土した土器は、栗林式土器の移り変わりを示す基準資料とされています。


講演では、平柴平遺跡から出土した「舌状銅器」を題材に、弥生時代の長野盆地と西日本弥生社会との関わりについて、想像を交えながらお話しさせていただきました。


聴講してくださった皆様、安茂里公民館の皆様、ありがとうございました。

 

▼講演会のようす

聴講者を前に発表者がスライドを指しながら話をしている写真

 

展示した土器の解説をする発表者とそれを聞く聴講者の写真

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