学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

 2月2日日曜日に、北市公民館にて「遺跡の発掘調査でなにがわかるのか?」という題目で講演会を行いました。

 埋文センターのお仕事や遺跡の発掘調査では何がわかるのかなど、クイズを交えてお話しさせていただきました。

 土器を時代順に並び変えるクイズでは、皆さんで話し合いながら問題に取り組みました。少し意地悪な問題を出し、苦戦されていましたが楽しく解くことができました。

発掘調査について学んだあと、北市公民館の近くで調査が行われた「芹田東沖遺跡」についてご紹介しました。

 皆さんからは楽しくてあっという間だった、と嬉しい感想をいただきました。

 ご参加いただいた28名の皆さん、ありがとうございました。

 

 

▼講演会の様子

講師が発表をしている様子

 

 

▼皆さんで意見を出し合いながらクイズに取り組んでいます!

受講者が土器クイズに参加している様子

 

 

▼芹田東沖遺跡についてお話しさせていただきました。

講師が芹田東沖遺跡について説明している様子

 

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12月4日(水曜日)、安茂里公民館生活文化講座にお招きいただき、「平柴平遺跡と長野盆地の弥生時代」と題した講演を行いました。


平柴平遺跡は、安茂里地区に所在する縄文時代から平安時代にかけての遺跡で、平柴台団地の造成に先立ち、昭和46年(1971)に発掘調査が行われました。弥生時代中期の遺構から出土した土器は、栗林式土器の移り変わりを示す基準資料とされています。


講演では、平柴平遺跡から出土した「舌状銅器」を題材に、弥生時代の長野盆地と西日本弥生社会との関わりについて、想像を交えながらお話しさせていただきました。


聴講してくださった皆様、安茂里公民館の皆様、ありがとうございました。

 

▼講演会のようす

聴講者を前に発表者がスライドを指しながら話をしている写真

 

展示した土器の解説をする発表者とそれを聞く聴講者の写真

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 長野市生涯学習センター主催のトイーゴセミナー「知ると広がる長野市のモノ・コト講座」の2回目として、令和元年11月14日に開催された講演会に講師を派遣しました。

 『遺跡の発掘調査でわかること ~見て、触れて、学んで感じる遺跡浪漫~』と題した基礎講座です。

 

 当日の聴講は25人の皆さまで、とても熱心に耳を傾けてくださり、ついつい予定時間を大幅に超過してしまいました(苦笑)。

 

 聴講された皆さま、生涯学習センターのスタッフの皆さま、ありがとうございました。

 

 

 ▼講演会が始まる前の会場のようす

大勢の聴講の皆さまが座り、講演の始まりを待っているようすの写真です

 

 ▼会場に並べられた出土品

 講演会の会場に並べられた出土品の写真で、土器や石斧が映っています

 

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休館期間 令和元年121日(日曜日)~令和2331日(火曜日)
 

次の開館は令和241日(水曜日)からとなります。令和2年度の開館日は文化財課ホームページをご覧ください。
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現在、大室古墳館で特別展示をおこなっています。古墳群散策にあわせてぜひご覧ください。

 

 

1 会期

11月2日(土曜)~11月30日(土曜)

※開館日は大室古墳館のページからご確認ください。(新しいウィンドウが開きます)

 

 

2 内容

「馬形土製品は何を語る?」

大室168号墳出土の馬形土製品(古墳時代中期)を展示します。被葬者と馬との関わりを示す重要な資料です。一昨年まで明治大学に保管されていたもので、大室古墳館での展示は今回が初めてです。

 

「清水原古墳群の発掘調査」

若穂綿内にある清水原古墳群から出土した土器・埴輪(古墳時代中期)を展示します。小破片ながら、綿内で初めて確認された積石塚古墳の出土品として注目すべき資料です。

 

▼展示の様子

出土品が入れられた2台の展示ケースの写真です

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令和元年10月20日(日曜日)に開催を予定しておりました、第6回 大室古墳群まつり(大室古墳群まつり実行委員会主催)は、台風19号の影響により中止することとなりました。

楽しみにされていた皆さんには申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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国史跡 大室古墳群(長野市松代町大室)で、地元の大室古墳群まつり実行委員会主催による「第6回 大室古墳群まつり」が開催されます。学芸員の案内による古墳見学会や、毎年好評の「古墳カレー」のふるまいなど、各種イベントが催されます。皆様お誘いのうえぜひご来場ください。

 

▼昨年のまつりのようす

古墳カレーのふるまいにたくさんの人が並んでいるようす

 

第6回 大室古墳群まつり

 

(主催:大室古墳群まつり実行委員会、共催:大室区・松代住民自治協議会・JAグリーン長野寺尾支所、後援:長野市教育委員会)


開催日時

令和元年10月20日(日曜日) 9時~14時30分

※雨天中止


会場

大室古墳館
(交通アクセスは大室古墳館ホームページで詳しくご覧いただけます)


プログラム
9:00 オープニング行事

伝統芸能披露、開会式、大釜火入れ式

10:00 イベント開始

「学び」

  • 古墳見学会(エントランスゾーン/ムジナゴーロゾーン)

  • 大室古墳出土品見学(古墳館内)

  • 霞城址見学トレッキング

「体験」

  • 火おこし体験

  • 勾玉作り(300円)

  • 籾すり体験

  • 古代織物体験

「交流広場」

  • シャボン玉

  • 輪投げゲーム

  • 松代中学校科学部発表

  • まきば保育園年中児遊戯

「おもてなし」

  • 古墳カレー(無料、500食限定)

  • トッカン・綿あめ(無料)

  • 地場産野菜・ジュース販売


お問い合わせ

長野市教育委員会文化財課埋蔵文化財センター(026-284-0004)

 

▼大室古墳群まつりチラシ(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

大室古墳群まつりのチラシの画像

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 8月23日(金)に、かがやきひろば湯福で「考古学からみた長野の歴史2」の第5回目の講座が開催されました。今回のテーマは「ここがすごいぞ!魅せられた赤色」です。

 古代の色について学び、実際に使われていた土器に触れたりしました。講義の最中には、参加者の方々に赤鉄鉱を細かく粉状に砕いていただき、どのようにして赤色を作ったのか体験していただきました。

 ご参加くださった16名の皆さん、ありがとうこざいました。

 

 

 

▼講座の様子

講師が説明をしている様子

 

 

▼赤鉄鉱を砕いている様子

参加者がすり鉢を使って赤鉄鉱を砕いている様子

 

 

▼土器を見ている様子

講師が土器の説明をして参加者がそれを聞いている様子

 

 

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令和元年8月10日(土曜日)、古代遺跡徳間博物館で開催された勾玉作り教室に、当センターから3名のスタッフを派遣しました。

当日は、勾玉作り初チャレンジの方から経験者の方まで、約30名にお集まりいただきました。勾玉についてのミニ講座の後、早速勾玉作り開始です!

 

▼棒ヤスリと紙ヤスリを使って石を削ります

机の上で、4人の参加者が棒ヤスリを使って石を削っている様子。

 

▼わからないところや削りにくいところはスタッフのアドバイスも参考に!

センターのスタッフ1名が参加者に石の削り方のアドバイスを行っている様子。

 

▼最後は水の中で石を磨いて、つるつるにします

5名の参加者がバケツに入った水の中で勾玉を磨いている様子。

 

▼マーカーで色を付けて完成です!

机の上に勾玉が5個並んでいる様子。中央の玉は魚の形をしています。

 

▼会場の様子

4人から5人掛けの机が約8台並び、参加者がグループごとに席についている様子。

 

Cの字形の勾玉だけでなく、魚形やお花の形など、色々な形の勾玉が出来上がりました。

ご参加くださった皆さん、徳間博物館の皆さん、ありがとうございました!

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7月31日(水曜)、吉田四ツ屋遺跡の発掘現場にNBS長野放送「土曜はこれダネッ!」の取材が入り、お笑いタレントの末吉くんが発掘作業を体験しました。


朝のシートはぎに始まり、竪穴住居跡の掘削、出土した土器の取り上げなど作業員さんと同じ仕事をしてもらいましたが、最高気温33.5度というたいへん暑い一日だったにもかかわらず、末吉くんにはとても一生懸命取り組んでいただきました。末吉くんお疲れ様でした!


放送は8月10日(土曜)午後6時からの予定です。末吉くんの奮闘ぶり、ぜひご覧ください! 目指せ発掘芸人!

 

▼作業員さんと一緒に竪穴住居跡を掘ります

末吉くんが腹ばいになって竪穴住居跡を掘っているようす

 

▼出土した土器の取り上げもやってもらいました

取り上げた土器を末吉くんがカメラに向かって見せています。その周りには職員や取材クルーがいます。

 

▼最後にみんなで記念撮影

末吉くんを中心に、職員3人、作業員12人が並んでいます

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