学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

2015/9/28 17:41文化財めぐり「石造多層塔」

文化財めぐり 「石造多層塔」

市指定有形文化財(昭和44年指定)
所在地/篠ノ井二ツ柳

 

多層塔(たそうとう)は、多重塔ともいわれ、石塔などで屋根が重なっている塔のことをいいます。

この塔は、総高127センチメートルの二重の塔ですが、元は、三重か五重であったと思われます。笠の部分の勾配がゆるく、軒の隅をわずかに反らせ、軒口が垂直であることから、石造多層塔としては古式のものであり、平安時代のものと推定されます。県内にある多層塔のほとんどが安山岩質のものであるのに対して、凝灰岩でつくられていることも特徴です。

地元の方田(ほうだ)区では、この塔に覆屋(おおいや)を設けるなど、今も大切に保存しています。


 


※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。

篠ノ井二ツ柳方田にある石造多層塔

【文化財めぐりをされる方へ】
・ 最寄のバス停「
方田公民館前」からは徒歩で10分程度かかります。
・ バスの運行情報はバス会社ホームページからご確認ください。

 


文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ
 


お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013

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