2015/8/31 8:00文化財めぐり「八橋流筝曲」
文化財めぐり 「八橋流筝曲」
市指定無形文化財(平成15年指定)
所在地/松代町
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八橋流筝曲(やつはしりゅうそうきょく)は、江戸時代初期に八橋検校(けんぎょう)が創始した流派で、古八橋流・新八橋流などがありましたが衰退し、現在は松代に伝えられた系統だけが残っています。
この筝曲は、八橋検校の直伝を受けた小野のお通(2代目お通)が、松代藩2代藩主真田信政に嫁いだことから、松代に伝えられました。その後、8代藩主真田幸貫の時代には、学芸が奨励され、筝曲は藩士や子女のたしなみとして盛んになりました。
明治以降、八橋流は衰え、戦後には継承者が途絶えたとされましたが、真田志んが伝承者であることが分かり、国の無形文化財保持者に認定されました。その後、娘の淑子が八橋流を継承し、現在は、門下生である八橋流筝曲保存会が、その特色ある筝曲を伝承しています。
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八橋流筝曲
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※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。
【文化財めぐりをされる方へ】
・八橋流筝曲保存会の皆さんにより、第49回八橋流筝曲定期演奏会が下記のとおり開催されます。
日 時 : 平成27年10月3日(土) 午後1時30分より
会 場 : 松代文化ホール(入場無料)
文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ
お問い合わせ 長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013
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