ナガノぐるっと文化財さんぽ

 平成29年9月30日に、更北中学校で行われた勾玉づくり講座に埋蔵文化財センターから2名のスタッフを派遣しました。

 更北中学校では、「知新の会」という、地域の方を講師に招いて様々な体験学習をし、地域とのつながりを強めようという試みを実施しています。今回の勾玉づくりもそのうちの一講座でした。

 参加した人は、1年生から3年生までの44人です。当日は文化祭ということもあって、いつも以上ににぎやかな勾玉づくりでした。1時間強という短い時間でしたが、ほとんどの人が時間内で作り上げることができました。

 

▼説明を聞きながら、勾玉の設計図を描いていきます。

勾玉づくりの説明を聞く生徒たちの様子

 

▼設計図ができたら、ひたすら石を削って勾玉の形に近づけます。

石をやすりで削って勾玉の形に近づけている様子

 

▼時々アドバイスを聞いて、形をきれいに整えていきます。

アドバイスを聞きながら勾玉を作っている様子

 

▼きれいな勾玉が完成!

完成した勾玉を手のひらの上にのせた様子

 

 

 講座の最後には、長野市内の遺跡から出土した本物の勾玉もみてもらいました。市内でも様々な勾玉が出土していることを知り、皆さん驚きの表情でした。

 今回の講座で、古代人の技術や思いをより感じていただき、明日からの歴史の勉強に生かしてもらえれば嬉しいです。 

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 平成29724日から発掘作業を行った三輪遺跡の調査が912日に終了しました。

 三輪では過去に何度も発掘調査が行われており、弥生時代から平安時代にかけての多くの竪穴住居跡が見つかっています。今回の調査では、古墳時代後期から平安時代までの竪穴住居跡を18軒確認しました。時期は古墳時代と平安時代が主体ですが、三輪遺跡ではあまり確認されていなかった奈良時代の住居跡も1軒見つかりました。また、古墳時代や平安時代の住居跡が何軒も重なった状態で検出されました。遺物は、土師器・須恵器・灰釉陶器・凹石・刀子など、主に当時の日常生活で使用されていたものが出土しました。

 調査の結果から、調査地が各時代に集落の居住域として利用されてきたことがわかり、三輪遺跡の性格を考える上で貴重な資料を得ることができました。

 

ドローンにより上空から撮影した調査区全体の写真です。 

 

三輪の住宅地の中にある調査地を撮影した写真です。

ドローンにより空中から遺跡全体を撮影しました。このような住宅密集地の下にも遺跡が残されています。

 

 

古墳時代の竪穴住居跡1軒の写真です。全体の形は方形で、柱を立てた穴が見られます。

古墳時代の竪穴住居跡です。

 

 

竪穴住居跡から見つかったカマドの跡の写真です。使われていた土器やカマドの石が残されています。

竪穴住居跡の中にはカマドの跡が残されていることもあります。カマド周辺からは当時使われていた甕などの土器が見つかります。

 

 

作業員さんが竪穴住居跡を掘っている写真です。

発掘作業の様子です。8月の非常に暑い時期の発掘作業となりました。

 

 

 

 

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9月25日、千曲市八幡にある「武水別神社神主松田家館跡」において、9月6日に発生した火災により焼失した建物内から文化財資料を救出する作業が行われました。この作業は千曲市教育委員会の要請により県内各地の文化財担当職員が集まって行われたもので、長野市教育委員会からは5名が参加しました。

 

本市の職員は、写真・文書・陶磁器・漆器・衣類などの文化財資料の回収・分類と、土壁や茅などの廃棄物の搬出を主に担当しました。作業を行う中で、何百年も受け継がれてきた文化財を一瞬にして灰へと変えてしまう火災の恐ろしさを身をもって感じました。

 

10月2日には2回目の作業が予定されています。

 

始めの会のようす

▲始めの会のようす

 

文化財資料と廃棄物を分別しているようす

▲焼跡から文化財資料と廃棄物を分別します

 

文化財資料を回収・分類しているようす

▲種類ごとに箱を分けて文化財資料を回収します

 

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古墳の傍らにこじんまりと群生するヒガンバナを見つけました。

 

土手や田んぼの畔でよく見かける身近な花ですが、古代人が眠る古墳群中にひっそりと咲く姿にはそれとは違った趣が感じられます。

 

古墳の傍らに咲くヒガンバナ

 

古墳の傍らに咲くヒガンバナ

 

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平成29年9月18日(月・祝)に、古代遺跡徳間博物館で開催された「火おこし体験をしてみませんか!?」に、埋蔵文化財センターから5名のスタッフを派遣しました。

今回は、「マイギリ法」という方法で火おこしにチャレンジしました。

数々の講座を開催してきた徳間博物館ですが、火おこし体験は初めてだそうです。

火と人間の歴史について、ミニ勉強会を行ったあと、さっそく火おこし開始です!

 

▼木をこすり合わせて、摩擦熱で火種をつくります。火種ができるまでとにかく「火きり棒」を回し続けます。

マイギリ法で火種をつくる様子火きり棒を回して摩擦熱を起こす様子

 

▼火種ができたら、すばやく麻布の上に移します。火種を消さないように、息を吹きかけたりして空気を送ります。

麻布に火種を移したところ

麻布の上の火種に息を吹きかけて空気を送る様子

 

 

▼火がつきました! 周りの皆さんから拍手が沸き起こります。

男の子が持った金属板の上で麻布が燃えている様子

火おこしに成功した参加者と燃えている麻布

 

火種をつくるために汗をにじませながらの火おこし体験となりましたが、皆さん楽しんでいただけたご様子でした。

当日ご参加くださった皆様、ならびに徳間博物館の皆様、ありがとうございました。

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 平成29年7月6日から行っていた、史跡整備に伴う松代城跡の発掘調査が8月10日に終了しました。合計6ヶ所で調査しました。松代城二の丸では土塁の痕跡を確認し、東三日月堀では護岸遺構を新たに発見するという成果がありました。

 7月29日には現地説明会を開催し、東三日月堀の護岸遺構や、今回の調査の出土品などをご覧いただきました。出土品は江戸後期~近代の陶磁器でしたが、六文銭合資会社という明治21年~昭和7年操業の製糸会社のものとみられる食器もありました。雨の中約100人の方々にお越しいただき、ありがとうございました。

 

 

東三日月堀に並ぶ護岸の石列

 

▲東三日月堀で発見された、石列による護岸

 

 

発掘調査の様子

 

▲発掘調査の様子

 

 

現地説明会にて。発掘調査についての説明をしました。

 

▲現地説明会にて。発掘調査についての説明をしました。

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 平成29年8月5日(土)、古代遺跡徳間博物館にて開催された勾玉作り教室に、当センターから4人のスタッフを派遣しました。

 

 当日は約15名の参加者にお集まりいただき、まずは勾玉についてのミニ・レクチャーを行ってから、実際の作業にうつりました。

 

▼ごあいさつ

 

▼まが玉についてのミニ・レクチャー

 

▼石に好きな形を書き込みます

 

▼ヤスリで大体の形に削ります

 

▼紙ヤスリで丁寧に形を整えます

 

▼水の中で丁寧に磨きます

 

▼ペンで好きな色をつけます

 

▼できあがり

 

 スタッフにより作業上のポイントをアドバイスさせていただきながら、参加された皆様は思い思いの形に熱心に磨き、そして好きな色をつけていました。

 

 当日は暑い中参加された皆様、そして古代遺跡徳間博物館の皆さん、ありがとうございました。

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平成29年7月7日(金)に今年度の職場研修として、長野市柳原で行われている小島・柳原遺跡群の発掘調査現場を見学させていただきました。

 

この現場は、国道18号線の長野東バイパス改築関連事業に先立って財団法人長野県埋蔵文化財センターが実施しているものです。


翌日8日(土)には現地説明会が予定されているためその準備でお忙しいなか、発掘調査を指揮しておられる川崎課長さんはじめ調査研究員の方々から詳しくご説明いただき、遺構の概要や調査の方法など多くのことを勉強させていただきました。


小島・柳原遺跡群の発掘調査に携わっておられる皆さん、ありがとうございました。

 

 

小島・柳原遺跡群での職場研修で、川崎課長さんからのご説明を聞く職員

 

 

小島・柳原遺跡群の検出遺構の説明

 

 

小島・柳原遺跡群の遺構の説明を聞く職員

 

 

小島・柳原遺跡群の出土遺物についての説明を聞く職員

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  平成29(2017)年3月31日付で行政地図情報(GIS)の遺跡地図(埋蔵文化財)および長野市遺跡一覧を改訂いたしました。

 遺跡地図については5月19日に最新の情報に変更いたしました。

  

 行政地図情報のトップページへリンク (長野市内の埋蔵文化財包蔵地の範囲や内容を「長野市行政地図情報」の「遺跡地図」から確認することができます。)
 

 今回、新たな遺跡として吉田田町遺跡・北長野貨物駅遺跡(吉田)、四十二古墳・境内1号墳・境内2号墳(篠ノ井)が追加されました。

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クマにご注意ください!

 

平成29年5月16日、史跡大室古墳群のエントランスゾーン(235号墳付近)で子グマ二頭が目撃されました。

 

古墳を見学される方は、クマが潜みやすい見通しのきかない場所には近づかないようご注意ください。また、ムジナゴーロ周遊路を見学する場合は、クマ鈴やラジオなど音の出るものを携行し、クマよけ対策をお願いします。

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