2015/10/19 9:47博物館企画展示「救い出された地域の記憶~神城断層地震から一年~」
救い出された地域の記憶~神城断層地震から一年~
主催 長野被災建物・史料救援ネット、長野市立博物館 後援 長野県教育委員会、白馬村教育委員会、 小谷村教育委員会、信州大学、早稲田大学、 信濃毎日新聞社、SBC信越放送、TSBテレビ信州、 abn長野朝日放送、 大糸タイムス社、信濃史学会、 NPO信州伝統的建造物保存技術研究会、 NPO日本民家再生協会、NPO伝統木構造の会、 神楽坂建築塾、建物修復支援ネットワーク
会場 博物館特別展示室 |
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<概要>
長野県北部では、昨年11月に神城断層地震が発生しました。
白馬村や小谷村、長野市鬼無里のような被害が大きかった地域では家屋や土蔵が被災したため、建物やその中に保管されてきた様々なモノをやむなく廃棄する事態となりました。
そこで博物館と県内外の研究者からなる被災建物・史料救援ネットが協力して、壊される建物の記録保存や、被災建物内に残された文化財のレスキュー活動を行ってきました。
このようにして残った記録や文化財には、地域のかつての暮らしぶりや歴史といった“記憶”が刻み込まれています。
今回の展示では、神城断層地震から一年が経過しようとしている今、レスキュー活動によって救出・記録された文化財から、被災地の生活と文化を見直し、災害によって何が起こるかを考えます。
<展示内容>
- 1.はじめに ~地震発生からレスキュー活動の始動へ~
- 2.建物には何が残されていたのか
- 3.レスキューから見えてきた地域の生活
- 4.むすびに
関連イベント |
○ギャラリートーク
10月24日(土) 14:00~
10月31日(土) 14:00~
11月1日(日) 14:00~
12月6日(日) 14:00~
○文化財レスキュー報告会
11月3日 (火・祝)14:00~15:00 長谷川順一 氏(住まい空間研究所)
11月23日(月・祝)14:00~15:00 渡邉義孝 氏(尾道市立大学非常勤講師)
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2015/10/1 13:57平成27年度 長野市歴史まちづくりシンポジウムのご案内
長野市歴史まちづくりシンポジウム ~ながの歴史まちめぐり 善光寺と真田氏~
長野市では、市内の特色ある地域に残る歴史的建造物や伝統文化を保存・活用したまちづくり(歴史まちづくり)を推進するため、「長野市歴史的風致維持向上計画」を策定し、平成25年4月に国の認定を受けました。
日 時 平成27年10月20日(火曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで(開場 午後1時)
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プログラム
【第1部 基調講演】
宮下 健司 氏(元長野県立歴史館 総合情報課長)
「善光寺門前町と松代藩真田氏」
【第2部 公開討論会(パネルディスカッション)】
コーディネーター 梅干野 成央 氏(信州大学工学准教授)
「歴史を活かしたまちづくり~地域の取り組みについて~」
【第3部 絵解き口演】
小林 玲子 氏(絵解き口演家/長野郷土史研究会副会長)
「善光寺三鎮守と善光寺参りの絵解き」
詳細はこちらをご覧ください。(シンポジウムリーフレット) [PDFファイル/3.06MB]
そ の 他
・入場料は無料です。どなたでもご参加いただけます。
・事前のお申し込みは不要です。
・定員は100名程度です。
・無料駐車場はありませんので、できるだけ公共交通機関でお越しください。
・お車でお越しの場合には、トイーゴパーキングをご利用ください。
トイーゴパーキングの駐車料金は、1時間200円です。
シンポジウムへご参加の方には、最大で200円まで割引します。
・自転車でお越しの方は、トイーゴパーキング1階(南側)の駐輪場をご利用ください。
駐輪場は、無料でご利用いただけます。
お問い合わせ先
都市整備部まちづくり推進課 歴史的まちなみ整備室
電話:026-224-8779(直通) Fax:026-224-7297
ホームページ:http://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/machi/117734.html
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2015/9/28 17:41文化財めぐり「石造多層塔」
文化財めぐり 「石造多層塔」 市指定有形文化財(昭和44年指定) 所在地/篠ノ井二ツ柳 |
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多層塔(たそうとう)は、多重塔ともいわれ、石塔などで屋根が重なっている塔のことをいいます。
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篠ノ井二ツ柳方田にある石造多層塔 |
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【文化財めぐりをされる方へ】
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2015/9/15 11:29記念講演会「上州の真田氏-『加沢記』を読む-」
記念講演会「上州の真田氏-『加沢記』を読む-」
日時:2015年9月26日(土)午後2時から
場所:長野市役所松代支所2階大会議室(長野市松代町松代1380)
講師:簗瀬大輔さん(群馬県立歴史博物館学芸員)
聴講無料・申し込み不要
詳細は、真田宝物館(026-278-2801)までお問い合わせください。
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2015/9/15 11:15「博物館まつり」のご案内
毎年9月23日は博物館まつり!どなたも入館無料です。 様々なイベントを行いますので、是非あそびにきてください。 日 時 平成27年9月23日(水) 9時~16時 場 所 長野市立博物館(八幡原史跡公園内) イベント内容の詳細はこちらです お問い合わせ 長野市立博物館(TEL 026-284-9011) |
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2015/9/2 13:01企画展示「真田家のたから-大名道具の世界-」
企画展示「真田家のたから-大名道具の世界-」
2015年9月9日(水)~2015年11月30日(月)
松代藩真田家に伝わる大名道具のうち、武家の威光を示す武具や大名家の格式を示す調度品、そして姫君たちが持ち込んだ豪華な婚礼道具などを一堂にご紹介します。
●ギャラリートーク 日時:10月25日(日) 場所:真田宝物館 学習支援室 自由参加・体験無料 ●体験コーナー 場所:真田宝物館 第4展示室
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![]() 唐織 赤地錦菊水金襴 |
※ギャラリートーク・体験コーナーいずれも無料ですが、真田宝物館の入館料がかかります。
お問合せは真田宝物館(TEL 026-278-2801)まで。
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2015/9/2 10:23博物館企画展示「新たな国民のたから―文化庁購入文化財展―」
「新たな国民のたから―文化庁購入文化財展―」
主催 文化庁、長野市立博物館 |
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<概要>
このたび当館では、国が購入、所蔵している文化財をご覧いただく展覧会を開催します。仏教絵画の名品や大名道具が一堂に会します。価値ある文化財を見ることができる貴重な機会です。多くの皆様にご来館いただければ幸いです。
文化庁HPで作品リストをご覧いただけます。
関連イベント |
○ミュージアムショップ(友の会主催) 10:00~16:00
9月20日(日)、21日(月)、22日(火)、23日(水)
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2015/8/31 8:00文化財めぐり「八橋流筝曲」
文化財めぐり 「八橋流筝曲」 市指定無形文化財(平成15年指定) 所在地/松代町 |
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八橋流筝曲(やつはしりゅうそうきょく)は、江戸時代初期に八橋検校(けんぎょう)が創始した流派で、古八橋流・新八橋流などがありましたが衰退し、現在は松代に伝えられた系統だけが残っています。 |
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※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。
【文化財めぐりをされる方へ】
文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ |
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2015/8/28 11:20市立長野高校の考古学入門受講生が徳間の遺跡を発掘しました!
長野市埋蔵文化財センターでは、市立長野高校で開講されている地歴選択授業「考古学入門」のお手伝いをしています。
専門的な研究分野で、実際に発掘調査に参加することによって、歴史に対する生徒の興味を高め、進路選択のきっかけ作りとするもので、今年は8月18・19日の2日間、2名の受講生徒さんが、徳間中南・番場遺跡で発掘調査に参加されました。
徳間中南・番場遺跡は、大規模な宅地造成工事に伴い今年の5月27日から発掘調査が実施されており、現在までの調査で、弥生時代の住居跡・溝跡・土坑、奈良時代の土坑、室町~戦国時代の井戸跡が発見されています。
実は当初、17日からの3日間の予定でしたが、初日は降雨で作業が中止となってしまいました。翌日は調査区に溜まった雨水の排水作業から始まりましたので、泥水まみれになりながらも受講生徒さんたちは一生懸命に取り組みました。
その後、遺構の検出作業や土質の見分け方、土坑の掘り下げ等を行い、土器などの遺物が出土した瞬間の感動を味わっていただきました。最終日には出土した土器片の洗浄作業も行い、文様が消えないように丁寧にブラシで洗いました。
考古学の基本は発掘調査です。暑い日の炎天下や雨の日の作業など苦労が多くて大変ですが、地道な作業の積み重ねが歴史的な大発見につながることもあります。
今回参加された2名の受講生徒さんたちにとって、良い経験になってくれたらうれしいです。
▼遺構の検出作業
▼土坑の掘り下げ
▼土器片の洗浄
▼弥生時代の溝跡
▼奈良時代の土坑
▼室町~戦国時代の井戸跡
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2015/8/27 8:30三才田子遺跡で中学生の職場体験が行われました
櫻ヶ岡中学校2年生2名の生徒さん達が、8月26・27日の2日間職場体験に訪れました。
職場体験では埋蔵文化財センターが行っている業務内容のうち「発掘作業」を
体験していただきました。
発掘作業は実際に発掘調査をしている三才田子遺跡で、発掘作業を体験していただきました。
初めての発掘作業を2人とも楽しんでくれていたようでした。
2日間の日程で行った職場体験ですが、少しでも将来の仕事について考えるきっかけになれば幸いです。
今回発掘作業を体験していただいた三才田子遺跡は北部スポーツレクリエーションパークのすぐ近くにあり、道路改良事業に伴い7月14日から発掘調査を実施しています。
今までの調査で弥生時代中期から平安時代にかけての住居跡を中心とした遺構が見つかっています。住居跡は時期の異なるものが重なっており、長い間多くの住居が造られていたようです。遺物は、土器のほかに黒曜石の破片と石鏃が出土しています。
発掘調査は、もう少しのあいだ続きます。
▼職場体験(発掘作業)の様子
▼発掘調査中
▼弥生時代中期の住居と土器
▼弥生時代から平安時代の住居
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